【感想・ネタバレ】「線」の思考―鉄道と宗教と天皇と―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

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<目次>
第1章  小田急江ノ島線とカトリック
第2章  二つの「常磐~「ときわ」と「じょうばん」の近現代
第3章  軍隊の消えた街~旭川の光と影
第4章  古代・中世・近代の交錯するJR阪和線
第5章  日蓮と「房総三浦環状線」
第6章  「裏」の山陽をゆく
第7章  神功皇后と継体天皇と北陸本線
第8章  聖母=ショウモから聖母=セイボへ~神功皇后・マリアとJR筑肥線・松浦鉄道

<内容>
「小説新潮」連載の記事をまとめたもの(2020年)の文庫化。鉄オタの著者らしい視点である。「点」でも「面」でもなく、「線」だと。前書きにそれなりの論が書いてあるが、要するに鉄道を絡めたのである。しかし、天皇論が専門だけあって、皇室とキリスト教の関係とか、知らないことが目白押しである。興味深かった。

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2023年06月02日

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