【感想・ネタバレ】いとエモし。 超訳 日本の美しい文学のレビュー

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Posted by ブクログ

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・「古今集」仮名序より 紀貫之
やまとうたは 人の心を種として よろづの言の葉とぞなれりける…
人のこころは種。それは無数の言葉として花開く。

・恋はいつでも裏表。それはきっと恋したとき、相手を通して自分自身を見ているからだ。

・「風雅集」序文より 花園院
…本質を忘れ、形ばかり。飾ることばかりうまくなり、中身がない。何をどううたうかは自由だが、基礎なくして応用はない。

・ぜんぶあわせて1つ。花が咲いて枯れるように、どれだけ美しいものでも、「みにくい」部分はあるということ。その意味では、きれいな部分しか見えないのは不自然とも言えるのかもしれない。だから和歌に限らず、日々何かを見て、話を聞いて、そのとき「そう感じたこと」は、それでいいんじゃないのか。受け取る側が決めていい。

・すべては、変わってゆく。すべては、うつろってゆく。結局私たちが選べるのは、自分の「在り方」だけなのかもしれない。

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

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小学校の頃覚えた百人一首に、中高で学んだ古文と、記憶の彼方に置いてきた古典の記憶が蘇ってきた。これがエモいか。
章が変わるごとに鮮やかな伝統色でページが彩られていて、気持ちが安らぐ。
イラストと、わかりやすい現代語訳で、これから古文を勉強する人たちにとってらいい入り口になりそうだからぜひ学生の方々に読んで欲しい。

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2023年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

和歌のすてきな意訳。
イラストも素敵。とっつきやすい。和歌に触れたことのない人にもおすすめできる。日本語を楽しみたい、というひとは物足りないかも。新しく斬新な試み!感動しました。

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2024年04月06日

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