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Posted by ブクログ
効率の良いメモの方法が知りたくて手に取りました。
シンプルでものすごく実践しやすそうなものでした!
ふせんは今まで使っていたけど、メインとして使う発想はなかったので感心しました。
今まで読んだメモ術で1番長続きしそうなものでした!
私もこれから取り入れていこうと思います!
Posted by ブクログ
プライベートカンパニーの「妻社長」シリーズで有名な坂下仁さんが書いた、人によっては続かないメモ術、手帳術についての一冊。
タイトルからもわかるように、ふせんを使ったメモ帳や手帳術を勧めている。
メモを便利で使いやすいものにするには、いつでもどこでもメモができる携帯性や、即メモができる迅速性、見返したときに紙面が大きく一覧できること、細かいルールがない簡便性、誰でも簡単に使い続けられる継続性、コストがかからない経済性等の条件があげられる。
よくある手帳は、A4では大きすぎて携帯しにくくなってしまうし、B6やA6になってしまうと紙面が小さいうえに、最初から東京の地下鉄マップや電話帳、カレンダーや細く入った罫線があったり、メモしたいページを開くまでにアクションが多かったりと、面倒で使いにくい。そのせいで、メモすることが億劫になり、続かなくなってしまう。
しかし、覚えていないといけないスケジュールや、パットひらめいたアイデアは、思いついたときにすぐにメモしておかないと、あとでメモしようと思っても確実に忘れているし、ひらめきほど重要なものはない。
そこで、普段のメモには少し大きめの「ふせん」を使用し、家に帰ってから、留守番させてあるA4ノートに張り付けて整理する。
「ふせん」は見開きで即メモできるし、のりやテープを使わなくてもノートや冷蔵庫、デスクのパソコンや車内等、どこにでも貼り付けられる。
また、A4ノートに張り付けることで、見開きでA3サイズになり、かなり大きな紙面を使い見やすくなる。
ノートは家で待機する「空母」みたいなもので、普段の生活で集めた情報を乗せたふせんの「戦闘機」が帰ってきて、次回の使用に向けて整備されるイメージ。
また「ふせん」は、普段から携帯しておくものと、トイレや枕元、デスクや車内にそれぞれ置いておいて、いつでもメモできるようにする。
そして、その情報を張り付ける場所もノートにこだわらず、その情報を使う場所に張り付けておけばいい。
著者が勧めるのは、スマホのスケジュール帳と「ふせんノート」を併用する方法で、スマホカバーの内側に「ふせん」を忍ばせておくと、携帯し忘れもなく常に持ち歩けるし、やはりスケジュールや既存の情報は、GoogleカレンダーやEvernote等デジタルの便利な部分と組み合わせた方が効率がいいからだ。
毎年、年始や年度始めになると、手帳を買い求め、3ヶ月もすれば、メモの頻度も内容も格段に落ちてしまう人が多い中(自分自身はあきらめて手帳は持っていない)、この「ふせんノート」術は、シンプルでいいアイデアだと思う。何も1月や4月を待つ必要もなく、今日からでも始められる。ほとんど身の回りにあるもので始められる。今日から、あきらめていたメモ帳生活を送ってみようと思った。