【感想・ネタバレ】邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

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海自の特殊部隊である特別警備隊の第3小隊長、藤井3佐は隊長の久遠から「尖閣諸島の魚釣島に上陸した不法潜入者の処理」を命じられた。何者かに日本の国旗を中国国旗にすり替えられたのを海保が発見した為である。
極秘裏に処理せよとの指示に基づき、藤井以下3名の隊員は任務を遂行する。
その後、平壌での軍事パレードが爆破され、クーデターが推測される中、ムスダンリに拉致被害者6名が人間の盾とされ、米軍のピンポイント爆撃の情報がもたらされた。これに対し手代木官房長官の思惑により、葛田総理はこの拉致被害者の救出を決断し、陸自特殊作戦群及び海自特別警備隊を主力とした奪還作戦を立案した。
日本の特殊部隊の高い能力と問題点を示し、平和ボケした政治家による無責任な政治決断、そして各国のウラの思惑が入り乱れる国際情勢を描いた近未来のシナリオである。

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2023年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

尖閣諸島上陸からスタートし、最後は北朝鮮拉致被害者の奪還へのフィクションではあるが、元自衛官だけあって生々しい描写とリアルある話であった。特に決断力のない国民世論だけを気にする政治家の様子がまさにリアル。そして綺麗事では済まない話の展開とエンディング。最後に奪還した邦人の話があまり詳しくなかったのが気になるところでは会ったがいつ起きてもおかしくないそんな話であった

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2023年09月11日

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