【感想・ネタバレ】居場所がないのがつらいです みんなのなやみ ぼくのこたえのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

毎週毎日新聞で楽しく読んでいます。
人様の「悩み」を楽しむのも悪趣味ですが……

著者の回答が絶妙で、ただ同情したりせず、きっぱりと非は非と怒っているところが好きです。

それにしてもたくさんの相談者さん!
「悩み」のなんと多いこと、
そして、高齢の方が多いのに驚きです。

≪家族なんてちょっと一緒の船に乗り合わせただけ
いつかは下船しなければならない≫
≪この世で一番残酷なことは忘れ去られること≫
ふむふむ

≪ 生きていく 悩みの中から ほの灯り ≫

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2022年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2022/08/28予約 11

7ヶ月以上待って読む本。

「両親はわたしを信じたのではありません。嘘であるとこも知っていました。けれども、彼らはわたしを追い込みませんでした。彼らは「信じるという決断」をしたのです。誰かを信じるのは、その人が信じられるからではありません。その人を信じたいから、あるいは、信じる決断をしたからだとわたしは思っています。そして、その決断が、いつかその人に通ずると信じたいからです。見返りがなくても、裏切られても。「信じる」ことは「愛する」ことと同じなんですよ」

これを自分の子どもには心がけなければ。

家族は一過性の集合体。
子どもが巣立つときには執着しない。
嫁にいった娘を、いつまでも自分の家族だと思わないこと。

息子が自死した母親に「彼を二度死なせてはならない。あなたの記憶の光の中で、生き続けさせてください。そしてあなた自身もまた、光の中で生きてくださるように」

逆説的な
あなたがその人のことを忘れない限り、その人は記憶の中で生き続けることができる
と同じだが、とても大切なこと。

身近な人が亡くなると、元気だして、時間が解決してくれるよ、などと言われるが、忘れなくていい、あなたの記憶の中で生き続けてるから、と言われる方が嬉しい。

著者の一貫した意見が伝わる本。

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2023年04月10日

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