【感想・ネタバレ】満月の泥枕のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あんなに辛い出来事があったのに、明るい主人公。
私の脳内では主人公はムロツヨシで再生されてました(笑)
池の骸骨まわりのテンポの良いあたりは、映像化したところを見てみたい!アパートの濃い住人たちのやり取りが楽しすぎて良かった。鉱物記念館のあたりはちょっと長かったけど。
オチは、そうかもと思ったけどそんなわけないだろうなと思いつつも、お土産の話をしたところでこれは伏線だろうなと。タイトルが良かった。池に写ったもう一つの世界。

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2017年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供を亡くしたオジサンと引き取られた姪っ子が、おんぼろアパートに住むご近所さんたちと騒動に巻き込まれていく。

お祭り、龍、池に沈んでたドクロ、鉱山博物館での大騒動とストーリーは進んでいきますが、中盤までがなかなか展開が進まず、読むのに時間がかかってしまいました。

姪っ子の汐子ちゃんがおいちゃんに「幸せになってもええねんで」って言います。
変わらないものは変わらないから。自分が苦労したって何も変わらないんだから、楽しい方がいいでしょって。

そんなこと、言ってくれる姪っ子が側にいるオジサンはシアワセです。

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2018年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*哀しき人、公園の池に沈めたのは…。娘を失った男、母に捨てられた少女。ろくでもない生活の終わりは、いつくる?生の悲哀、人の優しさが沁みわたる、人情ミステリーの傑作! *

下町風情の人々との関わり、あたたかな描写、せつない事情。ややドタバタを盛り過ぎなのと、途中の中だるみ感を除けば、さくさく面白く読めます。ラスト近くの、娘を死なせてしまった自分は罰を受け続けるしかない、幸せな日なんてあってはいけない…のくだりには泣けた。

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2018年07月28日

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