あらすじ
50歳で”沖に出る”!
「堀井さんて、こう見えて体当たりタイプだよね」
「スーちゃんは、選択のブレない強さがあるよね」
ジェーン・スーさんとの特別対談も収録!
それは、ゆくりなく選んだことだった。
ある日、50歳というキリのいい数字を前にして、一旦、退社してみようかな、と思った。
会社員生活を手放す覚悟も、将来の構想もないままに、ふと、である。
だから意志あるところに道ができたのではない。
とりあえず違う道をすすんでみたら、意志があとからついてきた。
――「はじめに」より
働くことについて、美容について、ノースリーブについて、ヒールについて、車について、朗読について…さまざまなことについて書きつくした1年の記録!
(本書は書下ろしです)
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Posted by ブクログ
著者の本を読むまで、堀井美香さんを知らなかったが、とても繊細でたしかな考えをもつ女性として尊敬と興味を持った。子育て、生き方、キャリア、フリーアナウンサーとしての挑戦、とてもみずみずしくて負けてられないと背中を押された。
読書は相手との対話だなぁと感じた。堀井美香さんと読書を通じて、子育て、キャリア、挑戦、小田急線とかのお喋りが疑似体験できて良かった。
早速彼女のポッドキャストを聴いてみようと思う
Posted by ブクログ
ポッドキャストでこの本を知って、ジェーンスーさんとこの本の話しをしているのを聴いて読みたくなった本。内容はポッドキャストでも話していたことも含まれていたけど、退社という大きな決断をした後、前向きに自分のやりたいことをしようと進んで行く美香さんの強さを感じる。と、共に少しズレた感覚も持っているので、読んでいて面白い人だなと感じる。
Posted by ブクログ
一番学んだことは、
自分でやった方が早くても、そこに手を出しちゃダメっていう領域があるの、ということです。もしトラブルになって誰がやったの?となったら、責任取れないから。そういうときは、黙っていなさい、ということ。
Posted by ブクログ
普段、メディアに出ている芸能人や歌手といった人の本は好んで読まないが、Podcastファンとして読んだもの。しかしラジオ等で見せる筆者と違い、どんな本を読んでいるか、そういう読書歴などがあってごくたまに知的さをのぞかせる一面があることなどがわかって面白かった。
Posted by ブクログ
OVER THE SUNで好きになった堀井さん。
ポッドキャストを聞いていても穏やかで強くて優しい感じが伝わってきて、面白くて素敵な人だな〜という印象でしたが、本を読んで益々大好きになりました。
やわらかいのに優しい堀井さんのお人柄が文章からすごく伝わる本だった、、
大きな会社を勤続27年で退社して沖に出る生き方、好きなものを続けようと思う生き方、とっても素敵です。。。
堀井さんならでっかい骨でもマグロでも持って来れそうな気がするし、持って来れなくてもその事実すら楽しくやわらかく受け止めそうな気がします。スーさんも笑ってくれそうだし。笑
おそばの回、なんだか私にとってもタイムリーなエピソードでぼろぼろ泣きながら読みました。
最後のお正月の家族エピソードも、娘さんのメッセージもすごく素敵だった。
これを聞いてからポッドキャストでの堀井さんの笑い声聞くと、ますます堀井さんが大好きになってつられ笑いしてしまう!笑
Posted by ブクログ
泣けた。
美香さんとの出会いはポッドキャスト、OVER THE SUN。はじめはスーさんのエッセイを読んだところから聞き始めたのに、いつの間にか私の好きは美香さんに。
ポッドキャストで会話をしている美香さんを知っているから、この本の文字が全て美香さんで、頭の中で美香さんが朗読しているようで、一頁目から泣いてしまう。
私はどちらかと言えば、美香さんの娘さんの方が年が近い。美香さんには全くそのイメージがなく、友達になりたいと思わせてくれる一人の女性。
これから、不安に立ち向かう人に是非読んでもらいたい、心暖まる一冊です。
Posted by ブクログ
37歳で、8年勤めたベンチャーを辞める時に読んだ本。何かを辞めるということは怖くて、たくさん辞める本を読んだ。その一冊です。
著者の堀井美香さんは、現在フリーのアナウンサーとして、ジェーンスーさんと人気ポッドキャストOver the Sunをやっている方。
私は全く堀井さんのバックグラウンドは知らないまま、この本を手に取りました。
会社というバックグラウンドがなくなり、ぽんっと自由になることはとても怖いけど、堀井さんが色んな新しいチャレンジに手を出しているのを見ると、辞めた分ちゃんと色んなことが入ってくるんだろうなぁという気持ちになります。
何かを辞める時、またたちかえりたくなる本です。
(37歳、会社員を辞める時に読んだ本)
Posted by ブクログ
オーディブルで拝聴。ご本人の朗読で聴くなんて贅沢だし流石に耳あたりがよく魅力的。堀井さんの朗読でオーディブルの他の本も聞けるようになるといいな。ラジオで聞くより芯があり真面目な方なんだなと思ったけど、QUOカードの話がでてきたから思わず笑った。目で読むより堀井さんの声で聞くと星ひとつアップ。ペペロンチーノとパルテノン神殿の話も面白い。スーさんとの対談では声色の違いがすごい。朗読の本気を聞いた。
Posted by ブクログ
ポリシーを持ち、継続する強さを持つ人だと思った。仕事、家庭、子供、金銭、全て持ってるから沖に出る余裕ができたのではないか、何とも幸せな人生。
朗読会に是非行ってみたくなった。
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堀井美香さんのことは昨日まで知らなかった。
でも、三浦綾子さんのことを調べていたら、堀井さんが三浦さんの本の朗読をすることを知った。
早速、堀井美香さんの本を見つけて読み始めた。
尾道への思い入れ。そして因島で初めて行った読書会。夕陽が美しい因島。何年か前に訪ねた瀬戸内の静かな海が目に浮かぶ。また尾道に行きたくなる。
戦争題材(反戦)の朗読のスポンサーが見つからず、藁をもつかむ思いで、日能研を訪ねたら、賛同してくれ、ポケットマネーで協力してくれたという。日能研の度量とポリシーに胸が熱くなる。
な、なんと私が大好きな三浦綾子さんの「母」について語っている。小林多喜二さんも堀井美香さんも秋田出身だったのか。
おわりにのお嬢さんからのメッセージに
親子の絆、あったかさ、ほどよい距離感を感じる。
彼女の生き方が周囲にポジティブなエネルギーを与えている。
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アナウンサーを50才で退職しフリーへ転身!こんな華やかな世界では無いけど、同じ社会人人生をこのままでいいのか悩む自分に、10年先を行く先輩の想いや言葉が色々深くて心に刺さりました。
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プロの作家、ライターと比べると、文章は稚拙かも知れない。でも、その分、堀井さんの言葉はダイレクトに届く。「回り道」のところは、特に強く心が揺さぶられた。
Posted by ブクログ
2023/02/17リクエスト 1
年齢も近くポッドキャストも聞いているので読んだ本。
ふわふわしているように見えるが、芯のある方だなあと感じた。
でも沖に出て一年でこの活躍は、本当に素晴らしいと思う。
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★★★元TBSアナウンサー。何気ない日常を語るエッセイと思って気楽に読んでいたところ、朗読会にかける行動力と熱意にぐっときた。とてもアクティブでエネルギッシュで、周りを大切にして、たくさんの人から求められての今がある方なのだなと感じた。朗読を聞きに行ってみたくなった。
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文章が読みにくいところもあったので、★3で。
久米宏さんとのエピソードなど、貴重なお話でした。
ご自分の失敗談や、考え方で直したいと思うところなども包み隠さず書いておられて、謙虚な方だなと感じました。
「箱根そば」のめかぶそば。私も食べてみたいなー。紹介されていた三浦綾子の「母」や太宰治の「燈籠」も読んでみたくなりました。
アナウンサーとして、口周りが鍛えられているせいか、ほうれい線がないというのは羨ましい。
Posted by ブクログ
失礼ながら、朗読の本の人、ってくらいしか知らなかった(きっと、ナレーションを聴いたら、あっ!知ってる、この声!ってなるのかも)。
50歳で退職、いいじゃないの。わたしもそれを目指して頑張ろうかなって、そうしたら毎日ちょっと頑張れるかも
Posted by ブクログ
堀井さんの場合、と言ったところかな。
私も50歳からの生き方探し中です。
会社を辞める心境は、本当によく伝わってきた。
華やかな職業なのに、一般会社員としてにの感覚が共感できたし、飾らない姿勢や、だらしない部分も等身大で好感が持てた。
その後、朗読というやりがいを見つけ、仕事や体調に対する不安など、年齢ならではで参考になる。ただ、収入面がどう変化したかは書かれてなかったので気になるところ。
まあ、ご主人がいて、お子さんも巣立って、自分の好きな仕事に邁進できるって幸せなこと。それも自分自身で作ってきた環境ですね。
Posted by ブクログ
Voicyで尾石晴さんが取り上げていた本。
さらさら〜と、とても読みやすい。
流れるような日々でも堀井さんなりの感性を働かせて毎日を生きていることがよくわかる本。
個人的に最後のスーさんとの対談が心に残った(私が起業に興味があるからか)
↓
・フリーランスの仕事もどこかで減らすタイミングがくる
・領収書はとっておく
それ以外で心に残ったところ
・それぞれが正しいと思うスピードで進んでいけばいい。
・すべての回り道に意味がある
あえて回り道をしなさい。
すべてに感謝できるように
・髪には投資する
Posted by ブクログ
Voicyで尾石晴さんが紹介していたので読んでみた本。晴さんが言われていた通りさらっと読めた。
50歳でTBC アナウンサーを辞めてフリーとなる。朗読を20年以上続けられていて、それを活かした朗読会などを催していることや、フリーになってからの生活や失敗談などをあれこれ書いてあった。
名前が売れている人でもフリーでやっていくって相当の決心が必要だし、これでやっていくという強みも必要(朗読とか)。
やりたいことをやるための惜しまぬ努力が結局必要なんじゃないのかと思った。
話に出てくる太宰治の燈籠を読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
前半は…全くページが進まなかった。
途中で読むのをやめようと思うくらいに。
後半は、段々と面白くなりページをめくる手がすぐきは止まらなかった。
書かないといけないことだったかもしれないけど、後半部分をもっと掘り下げて書いて欲しかった。
Posted by ブクログ
元TBSアナウンサーの退社を綴ったエッセイ。
いたら同じ歳を迎えようときている中で、同じように一旦退社したい思い。スキルを十二分に持った著者はその後も多方面で声がかかったり、自ら切り拓いたりで忙しそう。でも何か充実感をそこに感じるのを読むと、自分はどうなることかと考えてしまう。でも同じように前に進みたい。
Posted by ブクログ
おばさんだって色々あるよなーーと思った。
50年の経験があっても、迷いながら日々生きてるんだよなーと当たり前のことを思う。
でも堀井さん、迷いながらも潔くて、かっこいい。
これからもover the sun 応援してます笑
Posted by ブクログ
50歳でTBSのアナウンサーを辞めて、フリーランスになるってすごい事。よく決心したなぁー、よほど準備をしたり、それなりに自分なりの道筋があらかた決まっていたからか、と思ったら、キリの良い50歳で退社してみようって、何も構想もなかったなんて。でもだからこそ、おもしろいようにあっちに行ったりこっちに行ったり。「蒔き直しはいつでもできる。でも、自分に与えられた時間がもう有限なことも知っている。だからその先を急ぐのではなく、一日一日にしおりを挟んでいこう。今見るものをしっかり記憶に刻もう。」この文章がすごく気に入りました。時間が有限だという事をいつから意識するようになったのだろう。そう思うと若い頃の何も考えずにムダに費やしていたあの時間、どうしてもっと大事に使わなかったのだろうと猛省。でもその事に気がついただけでも進歩。最後の娘さんからのメッセージを読むと、あー、すごく温かい家族なんだなぁーって伝わってきます。娘さんが「25歳で自分を産んだ時、たくさんの事を言われ、たくさんのやりたいことを諦めたのだと思います」と書いてありますが、堀井さんの中では、諦めたのではなく、その時に自分がベストだと思う選択をしてきたのだと思います。諦めてこちらを選んだというなら、上手くいかなかった時に愚痴が出るはず。容姿からみるととても女っぽい感じなのに実は男前。
私も残りの有限な時間を堀井さんを見習って一日一日にしおりを挟んで丁寧にそして時には立ち止まりながら過ごしていきたいと思いました。朗読会で取り上げた本をじっくりと味わいながら読み返したいと思いました。