【感想・ネタバレ】イシマル書房 編集部のレビュー

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Posted by ブクログ

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会社存続の危機にある出版社イシマル書房。存続するためにはベストセラー小説を生み出さねばならない。奮闘する本を愛する人達の姿に胸が熱くなりました。
ある理由で一度は筆を折った著者の島津さんが再度奮起して書くことに決めた題材は古事記。私は歴史ものはどちらかというと苦手なジャンルなんですが、この島津さんが書いた古事記なら読んでみたいって思いました。
そして最後は涙なしでは読めなかったです。。

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2022年11月19日

Posted by ブクログ

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いい本だった…この業界にいて、このストーリーに胸が熱くならない人がいるだろうか。
弱小出版社が「生き延びる」ために、優秀な編集者を探し出して、15万部売れる本を作ろうとする。それを作ろうとする作家、資金繰りを模索し、いいものにしようとする編集者、売ろうとする書店のタッグ。一つの目標に向かって力を合わせるって、学生時代もキラキラしてるけど、大人になってもやっぱりいいもんですわ。
そして個人的に、盗作疑惑のきっかけとなった作家が300万円を支援するエピソードカッコいいー。
あと岩田の「時代の一歩先じゃ早過ぎるので、半歩くらい先を見据えること。これが肝心です」というセリフ、妙にグッときた。
この豪華本の『小説古事記』読みたい…ほしい…。

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2017年10月29日

Posted by ブクログ

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皆が全力で力を合わせても、アイディアを出し合っても叶わないこともある。「そうだよね。それが現実だよね…」と気持ちが沈みかけたところに新展開!

結局、現実世界では、なかなかあり得ない結末に落ち着きましたが、それが心地よく「やっぱり、小説はそうでなくっちゃ!」と思いました。

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2022年10月25日

Posted by ブクログ

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書店、出版業界のお話は興味あるので目に止まると手に取ってしまう。今時の業界が厳しいのは想像はできるけど実際働いている人のことはこんな小説を読むと伝わりやすい。軸となるのが歴史小説で古事記、正直あまりそそられなかったけど今は興味もてなくてもいつか開眼するかもしれないな。絢子さんの速読の能力は羨ましい、編集者として今後も才能を発揮していくに違いない。

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2020年04月07日

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