【感想・ネタバレ】イシマル書房 編集部のレビュー

あらすじ

満島絢子は念願かなって神保町の小さな出版社にインターンとして採用された。しかし、当のイシマル書房は親会社から「半年で経営が改善されなければ他社に株を売却する」と最後通告を受ける――会社存続の危機に、石丸社長を中心に、理由あり作家、引退していた編集者、活版職人で絢子の祖父、元ヤンキーの営業マン、全国の書店員……など「小説」を愛する人々が立ち上がった。果たして起死回生のベストセラー小説は生まれるのか? 書き下ろし長篇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

会社存続の危機にある出版社イシマル書房。存続するためにはベストセラー小説を生み出さねばならない。奮闘する本を愛する人達の姿に胸が熱くなりました。
ある理由で一度は筆を折った著者の島津さんが再度奮起して書くことに決めた題材は古事記。私は歴史ものはどちらかというと苦手なジャンルなんですが、この島津さんが書いた古事記なら読んでみたいって思いました。
そして最後は涙なしでは読めなかったです。。

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2022年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

皆が全力で力を合わせても、アイディアを出し合っても叶わないこともある。「そうだよね。それが現実だよね…」と気持ちが沈みかけたところに新展開!

結局、現実世界では、なかなかあり得ない結末に落ち着きましたが、それが心地よく「やっぱり、小説はそうでなくっちゃ!」と思いました。

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2022年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書店、出版業界のお話は興味あるので目に止まると手に取ってしまう。今時の業界が厳しいのは想像はできるけど実際働いている人のことはこんな小説を読むと伝わりやすい。軸となるのが歴史小説で古事記、正直あまりそそられなかったけど今は興味もてなくてもいつか開眼するかもしれないな。絢子さんの速読の能力は羨ましい、編集者として今後も才能を発揮していくに違いない。

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2020年04月07日

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