あらすじ
待ったなしの少子化、激変する結婚・住宅事情、未来を担う若者の奮闘と苦悩などニュースの裏側の中国の「ガチの素顔」をレポートする。画一化された競争人生を強いられメンタルが繊細化し焦慮する若者(「内巻」)、手塩にかけて育てた一人っ子に「優良」な結婚と孫の誕生を切に望む親世代。男女人口の崩れも影響し婿家族が嫁家族に渡す結納金が高騰、加えて、住宅私有化とともに不動産も高騰、そこに出現した「結婚道徳」……。圧縮された国際化と市場化の激流の中で、市井の人々、特に若者は何を思い、人生を歩むのか。
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Posted by ブクログ
中国はこの数十年で日本人の想像絶するスピードで変化し、社会も、人々も全く別の国のごとく変貌を遂げた。中国人の臨機応変な対応力の根底にあるのは、予測不可能なほどに政策が揺れ動く社会に対応するために身についたものだと納得した。一方で、圧縮型の発展の弊害として、コミュニケーションが不可能なほどの世代間のギャップがあったり、それが結婚や恋愛観にまで発展しているのが日本人としては興味深い。中国人の価値観を知る上でとても参考になった。
Posted by ブクログ
非常に面白かった。
ここまで中国人の個な着目した本はなかなか珍しいのでは。駐在する前に中国の若者がどんな価値観でいるのか、その背景は何なのか知ることができ満足。
Posted by ブクログ
現代中国の若者の、結婚や不動産取得、美容整形などの実情をレポートした本。結婚や不動産の取得が大変困難で、親掛かりになっている状況がよくわかった。また、受験戦争がすごいということは知っていたが、都市住人に有利になっていて、田舎から都市に出てきた人は、子供を田舎に帰して受験させるというようなことが行われている。
中国の若者に特化して、ここまで詳しく書かれた本は無いのではないか。タイトルは軽いが、中身の詰まった本である。