あらすじ
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小学生から知りたい、「日本の伝統文化入門」第一弾。
クールジャパン戦略もあり、今日本の伝統芸能に注目が集まっている。なかでも、落語はテレビの教育番組で「まんじゅうこわい」が演じられたり、「寿限無」が歌になったりなど、子どもにもなじみがある。落語の噺の本も多い。ただ、「落語とは何か」をしっかり解説した、小学生でもわかる入門書はなかった。
本書では、落語の超基本をイチから解説。「高座ってなに?」というところから、落語家になる方法、寄席の舞台裏、江戸時代からの歴史まで。大人が読んでも「そうだったのか」と知識が整理され、落語を聴いてみたくなる。全ページイラスト図解、オールカラーで楽しく読める。監修は三遊亭楽松師匠。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「昭和元禄落語心中」のドラマをNHKで放送された時に、岡田将生目当てで見て‥落語って面白そう!となってからもう、5、6年?生で落語を聴きたいと思いつつ、全然行けてない( ̄▽ ̄;)
今年の目標は、近くの市民ホールで時々やる落語会に行くこと。
そんな折に、この本を発見。「はじめての」「超簡単」と謳っている通り、読みやすいしわかりやすい。落語の成り立ちから、上方と江戸の違い、亭号の意味、寄席を支える人達の紹介、などなど。とても丁寧に解説してくれる。真打ちや二ツ目という言葉は知ってても、それがなんなのか、どうしたらなれるのか、とかは知らない人(だいたいは 、そうだと思う)でも、一通りの知識は身につく感じ。浅く広く、かもだけど。
落語によく出てくる、与太郎とか、八っつあん、熊さん、という名前の登場人物はどんな人?とか、江戸時代の庶民の暮らしぶり、など、実際に落語を聴く時には役立つであろう、知識も満載。有名な落語のあらすじ紹介もある。イラストも多いし、ふりがなも振ってあるので、どちらかというと子ども向け?と思わないでもないけど、大人の私が読んでも十分楽しめた。
落語に興味あるけど、よくわからない、という人(私がそう)におススメ!
Posted by ブクログ
とてもわかりやすく、楽しく落語の世界を覗くことができました。
特に親切だと感じたのは、落語の登場人物についての説明です。「与太郎」「熊さん」「大家さん」「若旦那」……よく落語に出てくる、なんとなくキャラクターが定着しているこの人たちについて言葉で説明されると、より落語のストーリーを理解しやすくなりました。
私の敬愛する落語家さんがいつまで現役でご活躍されるか分かりませんが、少しでも多く生で聴きたいな、と改めて感じました。