【感想・ネタバレ】賢く生きる智恵のレビュー

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Posted by ブクログ

神学者、哲学者でスペイン国王の顧問も努めたバルタザール・グラシアンの警醒訓をまとめたもの。
多くの味わい深い言葉や教訓に満ちており、何度読んでも面白い。

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2009年10月17日

Posted by ブクログ

最近また読み返している本です。

人生を生き抜く上で、時には「正しくなくても徒に敵を増やすことなく、スムーズに進めていくことの方が重要」ということがありますが、こういう点においてあまり巧くない、もっといえば融通が利かない方である私にとっては、とても勉強になり、発想の切り替えに役立つ本です。

この本は、決して道徳的な綺麗事だけを説いた本ではありません。
「智恵」というだけあって、時には狡猾スレスレの策や、敢えて自分自身を精神的に優位に置くための考え方をも授けてくれます。

私は、なんだか自分がお人好し過ぎて思うようにいかないとか、いつも骨折り損のくたびれ儲けだとか、組織をうまく味方につけながら仕事をスムーズに進めていきたい、と思う時にページを開きます。

この本の著者は神学者で哲学者らしいのですが、神に仕える人でも大きな組織で巧く立ちまわっていこうとするならば、こういうものの考え方で生き抜いていかなければならないのでしょうね。

若すぎる人や、学生さんにはまだ早いかもしれません。
社会に出て仕事に頑張っている最中の、どちらかというと「善良で純粋」な人には劇薬的に効く本と言えるでしょう。

友情や愛情関係には活用しないほうが良いかと。。。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

400年以上前の原作だけれど、タイトルのように賢く生きるために実践したいシンプルな言葉が一頁ずつ287書かれています。本書の中で「当時と比べられた古き良き時代」についての文が若干あったが、どの時代にも同じなのだなぁと感じさせられニヤリとしてしまいました。

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2011年02月06日

Posted by ブクログ

17世紀スペインの哲学者であり修道士であるバルタザール・グラシアンの287の教え。
最近よく読んでいる本や触れている考えとは対極に位置するような教えに違和感を抱く。

特に
「喜ばれることは自分でやり、喜ばれないことは人にやらせる」
という言葉は目次をめくったときに目に飛び込んできて、愕然とした。

ほかにも愕然とするような言葉がたくさんあったけれど、よくよく考えてみるとそれが現実なのかもしれないと思う。
多く語られている自己啓発やスピリチュアルなどがきれいごとなのではないかと。
そう思うと納得できる部分がいくつも見つかる。

正直でいるだけでは生き抜くことはできないのかもしれない。
賢く生きる智恵を持つ者だけが人生という旅を無事に終えられるのかもしれない。

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2009年10月04日

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