【感想・ネタバレ】西洋の没落 世界史の形態学の素描 第一巻 形態と現実(ニュー・エディション)のレビュー

あらすじ

あらゆる“文化”は“文明”へと没落し、やがて終焉する――。ヨーロッパ文明の没落の運命を今から百年前に予見し、世界に衝撃を与えた歴史的名著が、新たな編集(膨大な註記、梗概と索引の追加、用字用語の表記の改正、新しい文字組み)でよみがえる。現代日本の読者のためのニュー・エディション。全2巻。

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Posted by ブクログ

ヨーロッパに代わり、米ソが台頭する。シュペングラー『西洋の没落』1918

米ソは到底ヨーロッパの知力と政治的経験に及ばない。米が支配者として能力を持ちうると考えるのは夢に等しい。オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』1933 →予想は外れる

冷戦後は、文明間の対立になる。西欧、儒教、日本、イスラーム、ヒンドゥー、スラヴ、ラテンアメリカ、アフリカ。対立は文明圏を分ける断層線のある場所で起こる。西欧vsイスラーム・儒教が主たる対立軸になる。ハンチントン『文明の衝突』1996

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2024年04月14日

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