【感想・ネタバレ】私達、欠魂しましたのレビュー

守野伊音 / 鳥飼やすゆき

あなただけ――あなただけがこの地獄のような世界の光

死ぬために生き続ける不遇の王子と笑顔を忘れた魔術師が織り成すファンタジーラブストーリー

「必ず、第一王子を殺すんだ」
あなたの声を覚えている――

娼婦を母に持つその出自から正妃に疎まれ、常に命の危機に晒され続けてきたセノレーン王国第一王子オルトス。国軍に所属する魔術師の少女エリーニは、白昼堂々、王城内で暗殺未遂に遭ったオルトスを庇ったことから、二人揃って“欠魂”してしまう。同時に欠魂した弊害で互いが四歩以上離れると意識を失う事態に陥った二人は、行動を共にしつつ魂を修復する方法を模索し始めるが――。

[ゆき · ★★★★★]

健気で泣ける

男性向けライトノベルに分類されていますが、女性向けでは？
ヒロインも王子様も王子様の友人も、みんなが健気で泣けます。
明るい王子様とヒロインの掛け合いも面白いです。
ああ、でも、結局泣ける。色々なシーンを思い出すだけで涙腺が。
女子にもお勧めです。キュンキュンしますよ。

＃笑える ＃ハッピー ＃泣ける

[匿名 · ★★★★☆]

エリーニも王子も、魂以外の部分もどこか欠けていて、でもふたりでいることで満たされた部分があるんだなと思いました。
イェラを加えたなかよし三人組がなんかかわいいのでもうちょっと読んでいたかったです。