あらすじ
■コロナ・ショック、世界同時不況、社会不安……
先行きの見えない時代だからこそ
4000年を生き抜いたユダヤ不変のルールに学ぶ!
Microsoft、Apple、Intel、Google、Facebook、Netflix……
名だたる革新的なニューエコノミー・カンパニーの
創業者やCEOが、みなユダヤ人であることには理由がある。
それは――
4000年変わらぬ
「ユダヤの生き方」「ユダヤの常識」「ユダヤの発想」にある。
■本書では
ユダヤを象徴する至言を48点厳選して
そのイノベーティブな思想、国家や時代を超越した世界観・哲学を明らかにする。
■本書の目次
序文 コロナ時代に我々はいかに生きるべきか
・第1章 ユダヤ流生き方の極意
・第2章 激動の時代を生き抜くヒント
・第3章 学びの黄金律
・第4章 日本人とユダヤ人
・第5章 4000年の叡智が教えてくれること
結び 単一民族国家である島国「日本」を復活させるには?
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
朝読書でパッと青い背表紙が目に入り、本棚から取り読みました。付箋がたくさん入れてあり、目に飛び込んできたページです。
ユダヤ人がやっている9つの日常習慣
①人を褒めること
②何ものにも邪魔されぬ家族との時間を持つこと
③自分がなぜ生まれてきたかを考える
④この世に生まれてきた目的に一歩でも近づくための一歩一歩を毎日習慣として行う
⑤ダイエットをすること
⑥一カ所に留まらない
⑦しゃべるよりも聞く
⑧魂をあらゆる騒音から遮断する一日を持つこと
⑨不運が襲ってきても、その不運を幸福感の持てる他のものに作り変えられるまで不運とバトルすること
ユダヤ人が4000年の歴史の中で繰り返し教えてきたのが「幸福感」。ある人が不幸と思っていることでも幸福感を感じる人がいるように、つまりは、心の問題だとユダヤ人は教えているそうです。
Posted by ブクログ
当たり前と言われれば当たり前の内容だけれども、自分にはそこまでの自分の考えがないことに気付かされた。もっと自分の考えを持ちながら行動できるように読書を批判的にポイントを掴みながらしていきたい。
以下心にささったところ。
幸福とは幸福感を感じることでありユダヤ人は9つのことを習慣としている
1人を褒める
2家族の時間を大切に
3自分はなぜ生まれてきたのか考える
4その目的に近づくための習慣を行う
5心身のダイエット
61箇所に止まらない(病んだら転地療法、新しいことをしてみる)
7喋るよりも聞く
8静かな時間を1日もつ
9苦難と別の視点をもつ
他人との比較は無意味
言葉は発言することで思考が身につく
子どもには失敗体験を教える
「問い」を重視する
読書は批判的に、ポイントを掴みながら読む
NOとBecauseはセットに
yes と言ったら実行せよ
自分の考えを持てるかどうかが大切
目を閉じて耳を塞げば本質が見えてくる。
Posted by ブクログ
グローバルな大企業の重役に就いたり、お金持ちだったりで有名なユダヤ人がなぜ成功してるのか?を解説した本。作者がユダヤ人なので、経験に基づいた無いようで分かりやすく興味深かった。
日本人は他者と自分との比較でばかり自己評価をするのはよくないと思う。だからこそ、自分軸で生きるのが大事だし、人をあげつらうより、褒める数が大事という一文が心に響いた。
日本企業と仕事をしているとなんでこんな面倒なことが多いんだろう?と思うことが多いけど、他人に譲るとか、謙遜する国民性は仕事以外の国民性としては良いなと思う部分もある。
日本人としての良さを失わないようにしながら、変化に強いパーソナリティを作っていくのが正解なのかなと思う。
Posted by ブクログ
ユダヤの事知りたいなーと思って読んだけど、この本だけだと足りない。探そう…
p49 幸福感を感じるための9つの日常習慣
1.人を褒める
2.家族の時間を持つ
3.自分がなぜうまれてきたかを考える(死後の評価)
4.この世に生まれた目的に近づくための一歩を毎日習慣として行う。善行mitzvot(ミツボ)…最大の善行はトーラ
5.魂のダイエット。自分を許す。怒りを持つ自分も当然
6.心は一箇所に留まらない。チャレンジする。
7.喋るよりも聞く。相手を尊重し、交流をする。
8.魂を騒音から遮断する日を持つ
9.不運が襲ってきても、その不運を幸福感の持てる他のものに作り変えられるまで不運とバトルする
p83 良きユダヤ人とは、
1.ヘブライ聖書の勉強を毎日欠かさない。
2.祈りを毎日欠かさない
3.ヘブライ聖書にある戒律を守る
他人と比較しない。勝ち負けなど二分類法で、他人との比較しか頭になくなると、持たざる不幸感をあおる商売にやられる。金儲けや受験など他人との比較。自殺も起こる。
p129 ユダヤ教の災禍観
1.どんな成功者にも災害は訪れる
2.したがって、収入の糧は二つ以上持て
3.財産は7〜8箇所に分散しろ
p174 子どもにスマホは持たせない。読書の邪魔になるためだ。
p177 煙突から入ってきた2人の泥棒。1人は煤だらけの顔、1人は煤がついてなくて真っ白だった。さて、どちらの泥棒が顔を洗う?→前提を疑え。
p195 世界でリーダーとなる資格のある国は、攻撃型軍事力か宗教力(理念力)がある国。ユダヤ人は口(発言力=説得力)が1番重要と教える。
1.まずNOと言え。YESには後で変更できる。
2.NOという時には相手を納得させるbecauseを言え。
3.YESと変更した後は、必ず実行しろ。
p237 数字の70はユダヤ教にとってバラバラで良いという意味。ノアの70人の子供、バベルの塔後の70の国、トーラの解釈も70、最高法院サンヘリドンの70人の裁判官。
p262 生花は、神の被造物を浪費するのはダメ、花を飾る事は偶像崇拝に繋がりダメ、人間の間に階層を作る恐れがあるからダメ、という宗教もある。
虹はユダヤの神による祝福の象徴。