【感想・ネタバレ】拝啓、世間様。 1巻のレビュー

神﨑新

今から20年前、とある地方の女子高生橘りのは、学校に通い、そこそこ勉強し、仲良しの女友達とのおしゃべりを楽しむどこにでもいる“普通”な子だった。ただ、自分の体に“違和感”があることを除いては。現代よりさらに“普通”が求められた時代で、違和感を隠しながらも懸命に生き、自分らしさを模索していく“アイ”の物語、芽吹きの第1巻。

[ブクログ · ★★★★☆]

普通に学校に通って、普通に勉強をして、普通に友達と笑いあって。でもその普通の中には抗い難い違和感がある。

どうして自分はこんなカラダをしているのか
どうして「女」であることを強いられているのか
どうして大好きな彼女に「好き」と言えないのか

心中もがき、足掻きまくっている 女子高校生 橘りの の物語。

[た · ★★★☆☆]

主人公は性同一性障害の様子。
でも世間様に逆らわず、はみ出さず、
好きな子への想いを隠しながら生きている。
今後も気になる。

[ブクログ · ★★★☆☆]

女に違和感を感じてる女の子を好きになった女の子の話。好きな人に恋バナされるの苦しいよねーー
女として生きることに苦しんでるのはわかるけど、きっといつか付き合っている男の子と向き合わなければいけなくなるね