【感想・ネタバレ】女性が人生を変えるときのレビュー

メリンダ・フレンチ・ゲイツ / 久保陽子

女性の地位向上・自己イメージの変革が世界全体をよくすることにつながるという考えのもと、活動を続ける世界最大の慈善団体ビル＆メリンダ・ゲイツ財団の共同議長、メリンダ・フレンチ・ゲイツ。「全ての壁は、扉なのだ」とメッセージを発信し、世界各地をめぐるなかで出会った、人生を変え、文化を変えていく女性たちの物語と、20年間の活動のなかで学んだ未来のつくり方を本書で明かす。（『いま、翔び立つとき～女性をエンパワーすれば世界が変わる～』改題）

[ブクログ · ★★★☆☆]

ビルゲイツの妻で慈善活動家の作者。
主にアフリカやインドで出会った様々女性の困難な状況とその支援の取り組みがまとまった本。
少子高齢化に悩む日本とは異なり、妊娠をいかに防げるようにするのかに大きくページを割いているのに驚いた。読み書きができるようにという教育支援の話も。日本では親ガチャが話題に出ますが、国ガチャでこんなにも違いがあるのだと感じた。