あらすじ
★note人気連載の書籍化、最終巻★
仕事で心のバランスを崩したヨシダハルコ(25)は、恋人のニシハラナツキ(34)に支えられ、少しずつ回復していく。
アルバイトで生計を立て、大好きなビールを飲みながら、自分のペースを取り戻しつつあるハルコ。
一方、彼女が勤めていたイベント会社は、静かに幕を下ろそうとしていた。
ニシハラさんから聞く、元同僚たちの離婚や帰郷の話。
そんな中、ハルコは自分にも「向かう先」――拠りどころが必要なのではないかと考え始める。
自分の帰る場所は、どこなのか。居場所を模索する、最終巻。
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Posted by ブクログ
なんとなーく1巻を読んで、気付いたら完結。
以下ネタバレ含みます。
多分5巻のレビュー読む人は、ここまで読んできた人なのだろうから。
ニシハラさんとハルちゃんの独白が多分好きで。
二人の掛け合うリズムが、ゆっくりだったり、なんか抜けていたり、不思議だったりして、楽しい。
イベント会社で働く二人についても、最初はニシハラさんの凄腕っぷりが際立っているのだけど、ハルちゃんはハルちゃんで、自然と人を集める力に長けていたりするので面白い。
4巻ではハルちゃんが不調に陥ってしまう。
ショッキングな何かがあったというわけでもなく。
会社を辞めることで、心が緩んだのかもしれない。
病院に行くくだりで、免罪符が欲しいだけなのかも、と考えるハルちゃんは、よく分かる気がする。
行きたくない、と、行けない、を自分が判断するのはとても難しい。
5巻でも、結婚の意味について考えるシーンがあって。
家族として一緒にいることとは、自分に拠点を作ることだという言葉も、良かったなぁ。
ハルちゃんとニシハラさんの想いの軌跡に触れていくことの出来る、良いコミックでした。