【感想・ネタバレ】よみきかせ日本昔話 さるかにがっせんのレビュー

あらすじ

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ある日、猿とカニは、それぞれ持っていたおにぎりと柿の種を交換します。柿の種を手にしたカニは、早速家の庭に植え、柿を育て始めます。柿の木はすくすくと育ち、見事な柿の実がなります。でも、困ったことに、カニは木に登れません。そこに、猿が現れ、カニのかわりに木に登ってくれます。しかし、待てども待てども、猿は自分だけで柿を食べるばかり……。カニが思わず、抗議の声を上げると、怒った猿は青くて硬い柿をカニに思い切り投げつけます。柿はカニの甲羅に命中、死んでしまいます。しばらくして、カニのおなかから生まれてきたのは、たくさんの子ガニたち。親ガニの仇をとることを決意した子ガニたちは、途中で出会った栗・蜂・牛の糞・臼とともに、猿の家に向かうのです!
「おはなしもうひとつ」は、「あたまにかきのき」。怠け者の男の頭に落ちてきた柿の実。面倒くさがり屋の男はそのままほうっておいて眠るのですが、なんと、頭から柿の木が生え始め…!?

「さるかにがっせん」は誰もが知っている昔話の定番。今回のお話も、非常にオーソドックな流れですが、石崎洋司氏の小気味いいテンポのストーリーと、やぎたみこ氏のダイナミックな絵が見事に合わさり、読み聞かせで盛り上がる新しい絵本として楽しめます。
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Posted by ブクログ

最初はかにに興味をもって借りたのですが、内容を読むうちにかにさんが死んでしまうことにとても衝撃を受けていました。初めて死に関して興味をもち、じっくり考えている様子が伺えました。悪いことをしたら見返りがあるということも少し理解したようです。

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2013年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔話絵本。猿の毛並みや蟹の腹側が中々リアル。
子蟹が一匹でなく、集団で仇討ちをするバージョンは初めて読んだ気がするけれど、もしかするとこちらの方が元々の形なのだろうか。
巻末には柿つながりで『あたまにかきのき』も収録。

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2019年01月28日

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