【感想・ネタバレ】宗教地政学から読み解くロシア原論のレビュー

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Posted by ブクログ

2022年から始まったウクライナ・ロシア戦争の原因・遠因は様々あると思うが、宗教(主に正教会)的な観点から両国に関する地政学と歴史を考察しており、よい読書体験になった。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシアのウクライナ侵攻から1年以上経過するが、終わりは見えない。
これまでにウクライナ関連本を読んできたがよくわかなかった。過去にあった事件からウクライナからロシアに対する怨嗟があることは知っていた。ロシアからウクライナにはそれほど怨嗟はないだろう。しかしことはそんな単純ではない。著者はカソリック社会と正教社会、そこに割って入ったトルコ、イスラム社会があり。複雑な様相を呈する。
 それがここ数百年の流れであある。ロシアはいつも西洋社会から疎んんじられ、嫌われてきた。にもかかわなず、オスマントルコの力をそぎ、ナポレオンを撃退し、ヒットラーを撃退し、9.11以後は米国追従の立場をいち早く表明した。しかし、いつまでたってもロシアは仮想敵国とされ、それだけでなく、旧社会主義陣営の国々が次々とNATO傘下に入る。
 そんな状況でにっちもさっちもいかなくなってウクライナ侵攻にいたったようだ。
 これってどこかで聞いたことなかったか?そう、真珠湾攻撃である。攻撃せざるを得ない状況が周りから徐々に準備されたのである。
 再読が必要な本です

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2023年03月26日

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