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黒死病の拡大はモンゴル帝国のユーラシア統一による交易・人の移動の促進。一方、スペインかぜは列強の植民地であったアジア・アフリカから戦争に動員され帰国したことで拡大。
アケメネス朝。国内の公用語は古代ペルシア語、楔形文字、粘土板。オリエントの共通語はアラム語、アラム文字、羊皮紙。
ソロン。平民の負債を帳消し。債務奴隷の売買を禁止。すると、人々は異民族から奴隷を調達するようになった。
古代ギリシア・ヘレニズムの学術文献。イスラームに継承。レコンキスタや十字軍で、イベリア半島トレドやシチリア島パレルモに伝わり、そこから西ヨーロッパに伝わった。
7世紀前半、カリフは一人、政治指導者として選挙で選ばれた。11世紀後半、カリフは複数が並び立ち、世襲となった。セルジュークのスルタンが政治権力を握って以降、カリフは政治権力を失った。
清への朝貢回数(1662-1911)。ラオス17回、ミャンマー17回、シャム49回、越南50回、琉球122回、朝鮮223回。
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<目次>
序章 グルーバル化が黒死病大流行を生んだ?
第1章 文字と帝国~世界をリードしたオリエント
第2章 ギリシア民主政のダークな起源
第3章 文明のリレーはイスラームが主役~12世紀ルネサンス
第4章 「カリフ」で読み解くイスラーム1400年史
第5章 アジア世界を束ねた清朝皇帝「四つの顔」
<内容>
都立高校の世界史教師による世界史の解説。基本、大学入試問題をベースにしているので、高校生レベルの授業をふまえての解説で、わかりやすい。しかし、いわゆるマーク問題ではなく、国公立大学2次試験の論述をベースにしているので、歯ごたえはある。世界史教養としておさえておくべきだろう。