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Posted by ブクログ
以前から、恩田陸作品を読み始めた時から、ずーっと!思ってた、話の中盤からストーリーがゆるみ始めて登場人物が恩田さんの最近思ったこと、興味あること、独り言話し始めるなーって。
そう常々思ってたらついに恩田さん登場した〜〜!!(笑)もう吹き出してしまった。面白すぎる。
昔の少女漫画みたいな、枠外の作者が主人公にツッコむ、ような構図?メタ?が寒気しちゃうけど。
完成された物語を求めて読んでるのに、作者が急に出てきて本作品は〜とか言われたりするともう興ざめ!というか。
ここまで真っ向から、ハイ、わたし喋りますネ!と登場されるとあ、はい…!とついてくしかない笑
な、なぜ?令和の新作になぜこのスタイルなの恩田先生〜?!と混乱しながらやっぱり読んじゃうよねー。
急な日本史、城の話とかもう絶対恩田さんが興味あって書きたくなったんやね…という、書きたいこととりあえずどんどん書いてくね!方式がすごく斬新…潔いというか。
しかも最後に言い訳パートーー!!笑
どうしちゃったのよ恩田さん…何を読んでるのだわたしは…?
その後ずーっと忙しかったでまとめちゃったらもう…そんなん…。。
タイトルも今までっぽくなくて、読んでいてもハテナで、最後の最後で説明あったけど…
なんでハテナだったのかと思うと、結子が言わなそうだからかなー。台詞としてしっくりこない。
全編通してハテナだし、めずらしく主人公があまり好きになれないけど、続くなら読みます!笑