【感想・ネタバレ】コスパで考える学歴攻略法(新潮新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

日本の学歴や受験を批判するスタイルではない。総じて日本の教育はコスパが優秀ということがわかりまずは一安心。受験塾や海外留学のコスパの論述は参考になった。

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2023年11月27日

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2023.06.20
良書。当たり前のことを冷静に説明してくれた。
日本の将来を考えると自分の辿ってきた進学の考え方でよいのかについて解きほぐしてくれた。感謝です。妻にも読んでほしいけど、1年に一冊読まない人だからどうかな?

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2023年06月20日

Posted by ブクログ

中高大、どの段階でどの学部を受験するのが良いか。投資に見合ったペイを考える、辛辣だが興味深い考察。

中学受験にかかるコストと親の負担など費用の話から、科目ごとのいつまでにどのレベルまで身につけるべきか等、社会人になってからのスキルも含めた幅広い内容。

結局は本人のやる気に収束するとはいえ、考えさせられる。受験は課金ゲームと良く言われるが本書でもダービースタリオンがたとえとして出てくる。

一つの真実を突いた本ではあるが、子供の教育をコスパだけで考える親にはなりたくない。ただし参考になる一冊。

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2023年05月27日

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著者自身の個性的な経歴や他国の教育制度との比較を踏まえ、ステレオタイプではない日本社会の課題を指摘しており、頷くことが多かった。
特に印象に残るのは、都会の子どもは受験の厳し競走社会で切磋琢磨することを大人に制度化されてしまっているのに、その大人の日本社会は、規制、終身雇用などで、国内でも、国際間でも競走しない制度が構築されているというギャップへの疑問である。
そう言われてみれば、家庭や職場でストレスフルではあるが、かつての子ども時代にいては受験や部活で日々競走が求められ、ストレス発散の自由も大人と比べると制約が大きい中で必死もがいていた。当事よりは今のほうが、競走という点に限れば、プレッシャーは小さいかもしれない。
大人にはワークライフバランスという概念があるが、子どもには同様の問題提起はない。
あえてではないかと推察するのですが、一見俗なテーマを、流行語的表現を用いてタイトルにしてはいるものの、教育関係者・親世代以外にも一度の価値あり。広く読まれてほしい本。

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2023年05月12日

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子どもの幸せを祈るすべての親に読んでもらいたい。東大とはなんなのか。大手塾の儲けのカラクリとは。そして話せる英語を習得する方法が余すところなく書かれている。やっぱりすべての親には読んでもらいたくない。ライバルが増えるので。

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2022年11月21日

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ネタバレ

現代日本社会における、学歴や受験といったゲームのルールと攻略法を改めて学べた。

・卒業生の平均年収は偏差値に比例
・中学受験はダビスタ
・公立中学経由で高校受験する方が、中学受験に比べ安く選考も楽
・英語習得には、中学生くらいの時期に英語圏の現地校への留学が良い

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2024年01月06日

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日本の受験産業の仕組みについて、客観的、合理的に解説した一冊。著者のブログや著書はどれも同じスタンスで描かれていていて共感できるのだが、本作もそうでした。

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2023年08月30日

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日本の教育の「攻略本」として面白く読めた。
ところで筆者の学歴はどのようなものか検索しても出で来ない。
わかっているのは一流大学の理系ということぐらいだ。

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2023年03月28日

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わかりやすい。(まだ小学校低学年の)子供を将来的に東大(くらいの学力の大学)に合格させたい、東大卒ではない親が、教育方針を考えるときに読むのに適してそう。
中学受験させるかどうか参考にするために読み始めたけど、そもそも日本にとっての学歴とはどういうものか(意味があるのか)、受験、大学、塾の役割と意義、受験科目と子供に課金する際の大きな分岐点など、今まで誰もあえて体系立てて言語化してなかったところがかなり根本から書かれている。これを読まなかったら周りに流されて受験戦争に参加させたり、途中でいきなり海外留学させたり、挙句の果てに勉強嫌いになって燃え尽き症候群になったりしそうだった。現代日本でどう戦略を立てて「受験」というレースに臨むのか、自分の家の経済状況と子供に期待できる頭の良さはどれくらいなのか、そういうものを考えられるきっかけになった。英語のくだりだけいきなり受験から離れて語られて戸惑った。結局著者の場合は地頭と好奇心でなんとかなってるから、、、

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2023年03月22日

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コスパで学歴を考えるという身も蓋もない内容が素晴らしい。あくまで学歴。学力とか、知能とかそういうのではない。合理的に学歴を上げるための最適解を求めるもの。
中学受験は必要ないですね。
英語が大事。
日本で大学出て海外の大学院のルートが一番。なるほどねえ。
日本の教育システムは素晴らしい。
中学受験をすることの価値は大学の偏差値を2-3上げること

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2023年01月14日

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面白かった。英語推し。
理系なら大学までコスパの良い日本の大学、大学院から海外、あとは小学校高学年〜中学で留学もあり。

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2022年12月29日

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中学、高校と公立に行くのに比べ、ざっくり1千万余分に費用がかかる私立中高一貫校の効果は、平均すると、偏差値約3ポイントの上昇。つまり、ワンランク上の大学に行けるというのは興味深い。マーチが上智、上智が早慶。一浪が現役。偏差値は、分散が大き過ぎて、平均では語れないが、このコストパフォーマンスをどうみるか。

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2022年12月13日

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中学受験から現行の日本の大学入学に至る前後までにどのような障壁があるか、またどれほど世の中の親たちがお金を注ぎ込んでいるかを理解できる。また子どもが大きくなったら読み返したい

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2022年12月05日

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著者らしい“身も蓋もない”実利主義が心地よい

中学受験のコストは約1,000万円
(小4からの塾、私立中学)

普通の家庭ならその分を名門公立高校ルートに投入した方がお得
(高校受験の塾一年、大学受験の予備校一年、短期留学)


東大、京大、早慶、旧帝大で3万人
上智、理科大、関関同立、マーチ、難関国立で十万人に満たない
一学年の人口は100万人程度なので、ここに入れるのは上位10%


中学受験は掛け金の高いゲーム
時間と労力をかけて、名門中学に合格する子は1割もいない
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●中学受験ルートの効果

遺伝要素も加味すると
1000万円+親の多大な労力を支払って
偏差値1.5アップの見込み 大学のランクが上がるほどではない
これをどう見るか

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2022年11月29日

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中受の基本的な仕組み、心構え、費用面などにも言及されていて入門書のようなイメージだが、やや言論が尖っているか。日本の教育も完全に悪いものではないと思えるようにはなる。

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2024年04月15日

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ネタバレ

近所の本屋で特集されていたので購入した。
私立・公立のメリット、塾のメリット、それぞれの費用を広く知ることができた。
筆者の成功体験談がメインの部分も多く、気にかかる所もあった。
以下、印象に残った
・中学受験塾は同じ志を持つ仲間を集める場として、家庭にはできない役割を持つ
・中学受験の算数は高校以降は使わない。一方、公立高校は中高一貫に比べ、数学の遅れで不利
・英語に注力すると、大学受験まで活きる。小学高学年から英語を学習し、中学で英検二級が目標

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2024年02月27日

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学歴に関する考え方が学べるのかと思いましたが、予想通りの内容でした。
現代の大学受験はいわゆる科挙、最終学歴がその人の身分を決めるということ。

しかし、一つ疑問なのはその学歴を用いて高い身分を獲得した人でも人生転げ落ちる人はいる?その人たちの違いや失敗については書かれていない。

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2024年01月25日

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どのようなコストパフォーマンスで我が子にお金をかけるかを考えさせられた。高学歴な大学に進んだ方がコストパフォーマンスに優れているということもよくわかった。この先の世の中でも学歴は重要なのであろうか…。

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

当然ながらこの本は子供がまだ小さい教育パパママ向けで、それ以外だと読んでも仕方ないかも。藤沢節も薄めなので物足りない。ただし想定読者ではなくても、論理立てた文章構成やデータの使い方、読みやすい言い回しはいつも通りであるため、自身の筆記スキルの参考になります。

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2023年01月08日

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