【感想・ネタバレ】天災少年はやらかしたくありません！のレビュー

もるもる / ふらすこ

元冒険者の両親の間に生まれた少年、アル。一見普通の男の子だが、彼の中には、実は３つの魂が宿っていた!? それらはそれぞれ別世界からやってきた、技術者、武芸者、魔術士の魂。各分野の天才である三人にものを教わるうちに、いつしかアルは異常なチート持ちとなっていた。やがて学園に入学することとなったアルだが、試験で山を吹き飛ばし、早速注目を浴びてしまう。さらにはドラゴンをワンパンで倒したり、空から隕石を引き寄せてしまったり……天才少年による天災級のトラブル生活が今、始まる！

[ブクログ · ★★★★☆]

天才の学園物だと、最初は理解者が少なく身分などを理由に絡まれて…の流れが多いですが、本作は早期から学友に恵まれ善人しかいない特待生クラスで学園生活をスタートします。
結局、貴族とその取り巻き・貴族派の教師とバチバチする流れにはなるのですが、一致団結できる多才な仲間たちとワイワイ楽しく過ごす描写ばかりなので、微笑ましい気持ちで読めます。

恋愛面はあまり重視されておらず学友という感じなので、年齢性別問わず楽しめると思います。
続巻がありそうなので、読んでみたいと思います。