【感想・ネタバレ】警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 男鹿ナマハゲ殺人事件のレビュー

鳴神響一

警察庁長官官房審議官直属の「地方特別調査官」を拝命した朝倉真冬。登庁はしない。勤務地は全国各地。旅行系ルポライターを偽って現地に入り、都道府県警の問題点を独自に探る「ノマド調査官」だ。今回彼女が訪れたのは、秋田県男鹿市。なまはげ行事のさなかに起きた不可解な殺人事件の裏側に、県警内部の不正捜査疑惑が。真相を探る真冬に魔手が迫る――。大好評シリーズ、待望の第二弾！

[ブクログ · ★★★★☆]

ノマドシリーズの第２弾。今回は秋田男鹿で、ナマハゲです。本作は観光７割、ミステリー３割といったところでしょうか。ナマハゲについては知らないこともたくさんあって面白かったです。
このシリーズはこのまんま２時間サスペンスにできそうな仕上がりですね。サスペンス劇場としては少しお色気が足りませんけど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

入院中に暇でローソンで買った小説です。正直　旅行小説(そんなジャンルあれば？)って感じ。推理小説としてはあまり面白く無かった。秋田県は五能線しか分からないのでそう意味では多少役には立ったかな？シリーズ物みたいだけど次小説は無理みたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ノマド調査官シリーズの第2弾です。今回は秋田県の男鹿市です。

男鹿の観光とグルメ、ナマハゲに関する解説で半分以上はページを割いています。そう思うと急転直下に解決するので展開も早く安心して読めます。

前回の網走といい今回の男鹿といい、有名だけれども中心地や道県一の観光地というわけではない、絶妙さを感じます。

楽しみなシリーズになってきました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

主人公と一緒に初めての土地を訪れて、景色や名物を味わえる気になるのが、このシリーズの良いところ。
今回は海の幸がほんとに美味しそうだった。