あらすじ
■あらゆる問題は、「仕分け」するだけで9割解決できる
「やるべきことが多すぎて、何から手をつけたらいいのかがわからない」
「選択肢を絞れなくて、何を残して、何を捨てればいいのか迷う」
「つい考えすぎてしまって、なかなか行動に移せない」
こうなってしまうと、正しい判断ができなかったり、
行動することができないものです。
これらの悩みには、1つの共通点があります。
それは、「頭の中がごちゃごちゃ」です。
頭の中がごちゃごちゃで整理されていないから、
このような悩みが湧き出るわけです。
問題をいかにシンプルにして、正しい決断や行動につなげていけばいいのか?
そのためには、
まず問題と頭の中をシンプルに整理する必要があります。
その整理をするときに、絶大な効果を発揮するメソッドが
「セパレート思考」です。
「セパレート思考」とは、ひと言でいえば、
「問題を仕分けする思考法」です。
その方法を具体的な事例を交えながら、
徹底解説したのが本書です。
■本書の内容
・第1章 「セパレート思考」とは何か?(概論篇)
・第2章 頭の中のゴチャゴチャを消す技術(思考篇)
・第3章 心のブレーキを外して行動に移す方法(行動篇)
・第4章 一瞬で片づく情報の仕分け方(情報篇)
・第5章 結果にコミットする「セパレート思考」(ビジネス篇)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
頭の中の情報を仕分け(捨てる・減らす)と見える化(セパレートメモ術)して脳を外部化し、万全な状況がありえないことを前提に制約を最大限に活用する行動に集中する
<セパレートメモ術>
A4横書き
1テーマ1枚(データ化して即捨てる)
<仕分ける>
目標を定性・定量に仕分ける
目的と手段を取り違えないよう仕分ける
ToDoとDoToDo(捨てる、任せる、先延ばし)を仕分け、さらに短期と長期に仕分ける
事実と意見を仕分ける
具体(数字・時間軸・固有名詞)と抽象を往復する
こだわることとこだわらないこと、変えないことと変えられることを仕分ける
評価を判断するメリット・デメリット仕分け
<問題解決と行動計画、マインド設定>
問題解決は「なぜ×3回」から始め、「実行のしやすさ×効果」マトリクス表にし、結果目標とプロセス目標をセットにして行動する
鳥の目、虫の目、魚の目(川の流れを読むこと。予見・仮説)で仕分ける
顧客・自社・競合でビジネスモデル考える
三現主義「何を、どのように、なぜ?」で仕分ける
現状分析を「過去」「現在」で仕分ける
Posted by ブクログ
物事を判断するために、二つ(または数個)に分けて考える。
抽象的と具体的、結果とプロセス、長期と短期、
大きいこと、小さいこと
得たいこと、避けたいこと
やること、やらないこと
こだわるところ、こだわらないところ
変えられないもの、変えられるもの
任せること、先延ばしすること
鳥の目、虫の目、魚の目
3C : コ、ジ、キ。
何を、どのように、なぜ
過去の情報、現在の情報、ギャップの原因、これから起きることの仮説
商品、価格、販路、宣伝
Posted by ブクログ
「セパレート思考」とは、ひと言でいえば、「問題を仕分けする思考法」である。直面した問題は、情報や環境、時間、考え方、人など、さまざまな要素が複雑に混ざっている。それらを仕分けすることで、問題の本質が見えてきて、正しい決断と行動ができるようになる。具体的な仕分けの切り口は、
①思考では、(1)定量目標、定性目標、(2)目的、手段、(3)抽象的、具体的、(4)原因、解決策、(5)事実、意見、(6)収束、評価
②行動では、(1)プロセス、結果、(2)短期、長期、(3)大項目、中項目、小項目、(4)やらないこと、やること、(5)こだわる、こだわらない、(6)変えられる、変えられない、(7)任せる、先延ばし
③情報では、(1)要点、実践、(2)鳥の目、虫の目、魚の目、(3)顧客、自社、競合、(4)What, How, Why, (5)過去、未来
④ビジネスでは、(1)誰に、何を、どのように、(2)商品、価格、販路、宣伝、(3)新規、リピート、客単価
などである。