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Posted by ブクログ
7歳のときに目の前で母親を父親に殺されるという壮絶な経験を持つ著者の成功哲学を日本人向けに書き下ろししたのが本書。カリスマコーチ、アンソニーロビンスとの出会いによりそれまでの生き方を見直し、また彼の会社で学ぶことで成功を手にした著者。
成功が自ら作り出せるものであるということに気づき、その成功を手に入れるための方法として「フォーカスの法則」を紹介している。自らへの「質問」をコントロールすることで「思考」をコントロールし、「感情」をコントロールする。すると自然とよい「感情」に導かれた「行動」がよい「結果」をもたらすというもの。そしてその法則を体に染み込ませるための儀礼としてのインカンテーションも勧めている。
方法論にしても自己の体験の克服にしても幾分説明が少ない印象を受けるが、恵まれた環境で育った安易なポジティブシンキングを唱える温い心理学者のそれと違い、実際に彼が成功しているという現実は真に啓蒙的であり、その言葉はどんな自己啓発の名著よりリアリティがある。繰り返し読んでその意味を考えてみたい著作。
Posted by ブクログ
「もしも、あなたの前に、母親を父親に殺された7歳の男の子が立っていたとしたら、なんと声をかけますか?」という、ショッキングな問いかけから始まる本。
どうしたらよいか、戸惑ってしまいがちだが、実は7歳の男の子は著者自身のこと。
衝撃的な過去を持ちながら、多くの人から成功者と言われるまでになった著者の、成功へのスキル、即ち人生を変えるスキルについて書かれている。
「成功者は生まれつきではなく、作られるものである」というとあるセミナーの言葉に感激し、自己改革した本人の経験から、成功の80%は心理面という原則を見出す。
「やり方」は巷にあふれている。「行動」ができない。行動するために必要なのは、「心理学」。
様々な自己啓発本で、「行動しないと身につかない」「今すぐ始めよ」という文章は決まり文句のように目にするが、その「行動」のために必要なことは何か?が細かく記載されていて、ためになる。
Posted by ブクログ
ひとつひとつの行動には意味づけが必要。そして、肯定的にとらえていく。
できなかったことではなく、できたことにフォーカスを当てていく。
Posted by ブクログ
今回の一冊は、-1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術 ~どんな目標も達成できる「成功の心理学」~
マイケル・ボルダック著を紹介します。
タイトルの「1063人の収入を60日で41%アップさせた」根拠はわかりませんでしたが、納得できる内容でした。
自己啓発としては比較的オーソドックスだったように思います。
著者によると、目標達成できるかどうかは心理面が80%のウエイトと占め、多くの人は「やり方」を知っていながら「行動」
ができていない。そして「行動」に必要なのが心理学だとおっしゃってます。
その目標達成するために行動というアクションを起こさせる心理学、感情をコントロールする方法が書かれています。
自分の感情をどのようにコントロールしやる気を出すのか、日々の思考の習慣をどう良いものにしていくのか、気になる方は要チェックです。