あらすじ
イエール大学の学部人気講義を書籍化!
「天才とは何か?」
「天才に必須の資質や能力、思考や行動のパターンはあるのか?」
「どんな人でも天才になれるのか?」
アインシュタイン、キュリー夫人、ホーキング博士などの科学者、イーロン・マスクやスティーブ・ジョブズのような実業家、シェイクスピアやヴァージニア・ウルフなどの作家、レオナルドやゴッホ、草間彌生などの芸術家、モーツァルト、ベートーベンといった音楽家、レディ・ガガやカニエ・ウェストのような現代のアーティストから、エリザベス1世やチャーチルのような政治家まで、幅広い分野において、世界を大きく変える影響力を持った「天才」を、さまざまな観点から分析。特徴的な思考や行動パターンを明らかにしていきます。
「クリエイティブになりたい」
「自分の才能を開花させたい」
「すごいアイデアで勝負したい」
正解のない時代、いかに考え、行動し、生きるべきか、天才100人以上の行動や発言を手がかりに、自分に合ったやり方を見つけ出すためのヒントが満載!
自宅にいながらアイビーリーグの人気授業が一気に学べてしまう、読むだけで世界標準のリベラルアーツがみるみる身につく1冊!
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Posted by ブクログ
読みごたえのある本だった。参考文献、具体例が盛りだくさん!
「天才」と聞くといいイメージがあるけど、人格的には破綻している人が多かったり、
頭がいい人のイメージがあるけど、実は学生時代は落ちこぼれの大器晩成のような人たちだったり、
精神病を患っている人や発達障害ちっくな人が多かったりと、結局は同じ人間同士、優れた面とそうでない面があるんだねー、と思った。
なお、本書2章で書かれているとおり、女性は社会構造的に天才であっても認められないことがほとんど。
いまだにバイアスはすごいみたいだし、悲しいねぇ。
Posted by ブクログ
誰しもが天才と言われたいと、一度は思うであろう。
そんな天才の定義から天才と言われている人たちの共通項を実例とともに解説している一冊。
天才とは、精神力が並外れていて、その人独自の業績や見解が、文化や時代を超えて、良くも悪くも社会を大きく変革する人をさす。
「社会を変革する」には、創造力が必要不可欠であり、俳優、パフォーマーは単なる有名人でしかない。
「死ぬまで、ほとんど誰も天才など愛さない」
本書に記載の通り、天才と言われる人は自己中心的人間が多く、またこれまでのビジネスモデル、社会を大きく方向転換をする可能性もあるからだ。
一方で、こうした天才がいたからこそ今の生活が出来ていることを忘れてはならない。