あらすじ
フラクトオリゴ糖を10g以上摂るだけで炎症が原因の不調のほとんどが1日で改善する。フラクトオリゴ糖はゴボウ、タマネギなどの食品にも含まれるし、精製されたものも非常に安価です。さまざまな不調を治す費用は1日数十円。
フラクトオリゴ糖を1日10g以上摂ると、1日で大腸の酪酸が増加して、つぎのような不調が改善
1)酪酸の炎症抑制効果によって起こる劇的な症状改善
花粉症、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー、ペットアレルギー、光線過敏症、金属アレルギー、寒暖差アレルギー、痔、リウマチ、潰瘍性大腸炎、うつ病、パニック障害、自律神経失調症、睡眠障害、過敏性腸症候群、肌のシミ・シワの抑制、虫刺されによる腫れの抑制
2)酪酸がインスリンを放出させるホルモンGLP-1を放出させることによる症状改善、糖尿病
3)酪酸が大腸細胞を元気にすることによる症状改善
便秘、下痢、骨粗しょう症
4)その他改善される症状または作用
肌水分が上がりつるつるになる、血流をよくして冷え症を改善、記憶力がよくなる、目覚めがよくなる、血管が太くなる、風邪やインフルエンザになる回数が減る
フラクトオリゴ糖をたくさん摂って大腸の酪酸菌を増やし、さらにごはんなどの糖質食品を少し減らすことによって次のような「最高の体調」を得ることができます。
「いつもリラックスできる」
「体の疲労感、痛み、痒みがなくなる」
「肌の湿疹やニキビができない」
「肌のシミ、シワができない」
「ぐっすり眠れて、目覚めがよい」
「傷が腫れなく、すぐ治る」
「虫にさされても腫れない」
「記憶力がよくなる」
「体重が適正に保たれる」
「目の疾患(緑内障、白内障、黄斑変性)、耳の疾患(難聴)などに悩まされない」
「高血糖、高血圧、高脂血症などに悩まされない」
「一日中、空腹感を感じない」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
たぶんこの筆者は、本当の事を書いているかもしれないが伝え方が悪く、とんでも本の一種のような感じで怪しいと勘繰ってしまう。著者は、難しい言葉(専門用語など)を使わないと宣言したばかりに、代わりにエビデンスと云う部分が抜けてしまったような感が否めない。
自分の店で効果があったので、(今までの研究の結果)こういった理由だろうと云う感じで書かれているような本になっています。しかし、腸内環境に関しては効果はありました(オナラ臭くなくなった(笑))また花粉症ではないので治るかどうかは個人差によります。
内容は、フラクトオリゴ糖(短鎖フルクタン)+腸内発酵=短鎖脂肪酸&ガスが生成
生成された短鎖脂肪酸は、酢酸、プロピオン酸、酪酸で腸内環境の改善になる。
短鎖脂肪酸は…
1. 腸の細胞にとって重要なエネルギー源になる。特に酪酸は、大腸上皮細胞にとっての主要なエネルギー源。
2. 腸内pHを低下させ、病原菌の増殖を抑制。善玉菌(例:ビフィズス菌)の増殖を促進し、腸内フローラのバランスを整える。
3. 抗炎症作用:炎症を抑制する働きがあり、腸内の健康を保つ。
4. 免疫機能の調整: 免疫系を調整し、過剰な免疫反応を防ぐ役割がある。
5. 代謝改善: 血糖値や脂質代謝を改善し、肥満や糖尿病のリスクを減少させる効果が期待されている。
本は、以上の内容のものを難しくない表現を駆使して書いています。参考:chat GPT
また、上記の3、4の所が作用して、花粉症が治るという表題になっています。花粉症は自分の免疫が過剰に反応になり攻撃して炎症を起こしている状態なのでフラクトオリゴ糖を摂って治ると小柳津先生は言ってます。
(酪酸菌の事は浅い情報として知っていましたが、調べる気が無かったのでこれを機に調べて良かった。調べる気にさせてもらえた良い本でした)
気になるのでイヌリンも調べるとイヌリン(長鎖フルクタン)+腸内発酵=短鎖脂肪酸になります。
(実際にフラクトオリゴ糖(チコリ精製)を試すと効果があり、トイレに行きたくなる…。腸内細菌叢の善玉菌優位になっているかは検査しないと分からないので、短期継続してみて体調の低下が無ければ長期継続かな)
Posted by ブクログ
花粉症や鬱病、発達障害などは炎症が原因。
炎症を抑える働きをもつ腸内善玉菌の酪酸菌を増やすことが有効であり 酪酸菌
のエサであるフラクトオリゴ糖を摂ることを勧めてある。
フラクトオリゴ糖を多く含む ゴボウを1日1本食べて 腸内フローラを整えよう。
またお米や薬の陰の部分にも触れていて
狩猟時代の食事に戻すことが身体によいとしている。
Posted by ブクログ
抗生物質を摂取し始めた戦後から腸内環境が荒れることで今までなかった病気や不調が出てきた、それを解決するたまにはフラクトオリゴ糖を摂ること。
いろんな健康法があるけど、他のやり方だと腸内環境を悪化させたり金銭面的な欠点がある。フラクトオリゴ糖を取ることは腸内環境にも金銭面的にも優しい!
Posted by ブクログ
著者の小柳津さんは「すべての病気を食べ物で治す」という目標を持っておられるとか。
アレルギーに関して云えば、炎症反応が原因なのは色んな書籍を読んだがほぼ間違いがない。そして炎症を抑えるのが酪酸菌で、それを育てるのがフラクトオリゴ糖、その栄養を多く含み現実的に摂取しやすいのが「ごぼう」ということらしい。
症状が出た時に薬で抑えるのも大事だと思うが、生活を直さねばいつまでも治癒しない。調べてみると酪酸菌やフラクトオリゴ糖を含む栄養補助食品もあるようだから、生活習慣の見直しとともにそういうものを適宜補えると良いと思った。
Posted by ブクログ
フラクトオリゴ糖を試してみて、改善したら星5にする
腸内フローラの改善で様々な炎症を抑えるアプローチを知ることができただけでもかなり価値がある
対症療法の薬を服用することが当たり前のように考えていましたが、抗生物質によってめちゃくちゃにされた身体、特に腸内環境の本来の姿を取り戻して、体質改善をするアプローチが書かれている
小難しい話にしないために、科学的なエビデンスの記載は少ない
また、エビデンスも著者のカフェのお客さんなどなので注意は必要だが、事例と理論から考えると試してみる価値は十分にある
個人的には試してもリスクはほとんどないと思う
Posted by ブクログ
水溶性食物繊維であるフラクトオリゴ糖を摂ることによって、大腸の酪酸菌を増やすことができる。酪酸菌がつくる酪酸は、大腸でTリンパ球をTレグ細胞に分化することに関与している。Tレグ細胞は炎症を抑制する働きがある。
ヘルパーT細胞のうち、Th1細胞はウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃し(細胞性免疫)、Th2は、B細胞にIgG抗体をつくらせて、侵入した細菌を攻撃する。Th2が多く、Th1が少ないとI型アレルギーとなる。Tレグ細胞は、Th1とTh2のバランスをとり、免疫寛容を行う。
フラクトオリゴ糖は、ゴボウ、タマネギ、ネギ、ニンニク、アスパラガス、バナナに多く含まれている。著者は、ゴボウを2分の1本、タマネギを2分の1個毎日食べることを勧めている。
フラクトオリゴ糖と糖質制限によって、炎症が原因である認知症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病も治すことができる。100歳まで元気で長生きしている人の便には、大量の酪酸菌が含まれている(辨野義己)。ビフィズス菌は乳児には必要だが、離乳後は必要ない。乳酸菌の健康効果を報告している論文は見つからない。
脳内には神経細胞の10倍のグリア細胞が存在する。グリア細胞には3種類ある。アストロサイトは脳全体に栄養を供給する。オリゴデンドロサイトは、神経細胞のシナプスを囲む髄鞘を形成する。ミクログリアは夜間に神経細胞を破壊し、記憶を固定させる役割を担っている。ミクログリアが暴走すると認知機能の低下を招く。腸内フローラが悪くなると、炎症性サイトカインが増加して、ミクログリアによる神経細胞の破壊が促進される。アトピー性皮膚炎やうつはビタミン、ミネラルの不足によって悪化する。
血中の酸化LDLは中性脂肪と正に相関しており、中性脂肪が高いと動脈硬化を起こしやすい。
サプリメントのうち、EPAとDHAは有効性があるが、ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲン、コエンザイムQ10には有効性がない(明治大学科学コミュニケーション研究所)。
Posted by ブクログ
【花粉症は1日で治る!】
東大の微生物博士が教えるこの著書、第6章から読み始めましたが、最高の体調は人生を幸福にする、という著者の考えに同調しました。早速「長沢オリゴ」を実践します。まず早期で治したいのは、花粉症、高血圧、そして腸内改善による慢性の下痢解消です。
フラクトオリゴ糖を信じてみます。
Posted by ブクログ
【動機】ブログで紹介されているのを読んで
酪酸菌をたくさん取りましょう、という本。
「たくさん」というのがミソで、野菜などから自然にとれる量よりもずっと多いとのこと。
市販のオリゴ糖は、余分な甘味料がたくさん含まれているそうで、どうやら市販のはちみつとおなじような状態らしい。
誰にでもあうあわない、そのときにいるいらない、はあるものの、やってみてから判断したい。
Posted by ブクログ
結論だけ言うと、花粉症をはじめとしたアレルギーやその他の病気は腸内フローラが大切である。
特に酪酸菌である。
それを増やすのにはフラクトオリゴ糖の摂取が効果的である。
故に、フラクトオリゴ糖を摂って、私自身自分の体で人体実験をしてみようと思う。
併せて、糖質制限食も推奨していた。
Posted by ブクログ
花粉症はフラクトオリゴ糖を摂取すれば治る。
花粉症だけでなく、精神疾患、認知症、つまりアトピーやうつにも効果ある万能薬のようなものとの事。
フラクトオリゴ糖は、牛蒡なら毎日50グラム、玉ねぎ1/2個、あとキクイモ、ヤーコンなどもいいらしい。
抗生物質が悪者で、腸内環境が大切だと言うこと。
Posted by ブクログ
酪酸菌を活発にする為にフラクトオリゴ糖を含有する牛蒡を摂る 花粉症も鬱病も免疫細胞が起こす炎症が原因 フラクトオリゴ糖を大量に摂っていると、蜂に刺されても、蚊に刺されても腫れません。 免疫寛容 アレルギーは抗生物質が腸内フローラを撹乱したことで、起こる
Posted by ブクログ
酪酸菌を活発にするにはフラクトオリゴ糖という水溶性食物繊維が必要。+糖質制限食。
花粉症もうつ病も免疫細胞が起こす炎症が原因。認知症も同じ。
フラクトオリゴ糖で、蜂や蚊に刺されても腫れない。
抗生物質が家畜の成長を早める。人間の平均身長も伸ばした。腸内細菌を減らす。
フォドマップ(発酵性炭水化物)制限食事療法とは反対の食事法。フラクトオリゴ糖は発酵性炭水化物。腸内フローラには良くない。
ゴボウを一日100g。または50g+玉ねぎ1/2個。
市販のものはイソマルトオリゴ糖。これは甘味料。北海道てんさいオリゴ、オリゴのおかげ、もブドウ糖。
長沢オリゴは、フラクトオリゴ糖。
抗生物質がアレルギーを作った。善玉菌は酪酸菌。
「あらゆる欲を持たない」
「減塩カフェ500」
「長沢オリゴ」