【感想・ネタバレ】インディペンデンス・デイのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんな登場人物がでてきた。いろいろな人の「独立」記念日。女性の短い話が詰まっている形式の本の中では、すごくおもしろい本だと思う。

0
2020年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マハさんの短編集は初めて。10P前後の超短編が24編。
タイトルの通り様々な人達の“独立へ一歩”いわゆる再生物語。
連作・・・・と言っていいかな。
悩み苦しむ主人公に通りすがりのように関わっただけの人物が
次のお話では主人公となり、その人もまた悩みを抱えているという展開が興味深かった。
皆 誰しも順風満帆ではないよと諭してくれてるようで心がホッとするお話ばかり。
あるお話を読みながら「きっと次はこの人が主役だ」と予想をしつつ読むのも楽しかった(^-^)
「袖すり合うも多生の縁」とは言うけれど マハさんのお話を読むと
いつも人の繋がりの温かさを感じるんだなあ。
でも自分は上手くやれてないな・・・と凹むことがあるけど前向いて行こう!思わせてくれるとても良いお話ばかり。
内容はただ繋がってるだけじゃなく“ぐるり”。
あ、これ言うとネタバレになっちゃうかな。

0
2013年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原田マハの短編集。1冊の本に24遍掲載。短編というよりショートストーリー集と言った方がいいくらいの短いお話が満載。非常に読みやすいので、本とあまり縁のないような、女性にも是非読んでもらいたい。短く読みやすいのだから1日1編を通勤中や就寝前に読むのでもよい。そして我々男性も読むべき本だと思った次第。勇気でます、元気でます、ページを繰り終わった後に足が一歩前に出ます。

独立して生きるというのは「何かに依存するな」とか「経済的に自立せよ」とか「親元を離れろ」とかそういう部分とはまた違うんだということを考えさせてくれる。そういう要素も大事なんだけど、もっと大事なのは自分の人生を自分が本気で対峙するという気概。

自分には弱点や欠陥がある、そして自分を取り巻く環境には、不都合な点、不愉快な点、不平等な事もある。それらを嘆きたくなる気持ちはわかる、実際俺もどうしようもなくイヤな気持ちになることもある。

でも、そんなことしてたら結局自分の人生自分で制御できてないわけで、そういうことを全て「あるもんはしゃーないまずはそこから」とまずは認める。でも諦めない、進んでは躓き、試行錯誤しつつ、しゃーない人生から脱却していこうと心中で思う。

その思った日が独立記念日なんだろうなということ。

確かに独立した人生ってのは大変だろうだけど、たった1冊の本に24もの独立記念日が描かれているんだから、大変すぎるものではないんだろう。

そして、女性が独立するためには世の男たちも自立した人間にならんといかんわけである。この本に出てくる魅力的な男性陣のように、きちんと自分の人生送ろうじゃないか。
どこかにも書いたが専業主婦なんてぜいたくな人々をたくさん存在させるほど、日本の経済状況は甘くないって背景もあるんだから。

0
2015年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

24つの話からなる、タイトルのごとく女性の独立をテーマにした話。
川の向こうへ引っ越す女、に部屋を斡旋した不動産の女、がよく行くバーの女、の担任の女、を取材した女、が行くネイルサロンの女・・・というように全てがつながっている!これはすごい!
しかも途中から私はそのからくりに気付き、もしやと思って最初から注意深く読みなおして、やっと気づいた。
それぞれの女性の歩く姿ももちろんいいのだけど、自分の関わる誰かが誰かと繋がって、まわりまわってとても遠くまで繋がり、いつか自分にまた戻るような、わっかのような人との繋がりがとても心あたたまった。
バタフライエフェクトのような。少し違うか。
ああ、さわやかで優しい小説だったなあ。
おすすめです!

0
2012年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集なのですが、登場人物がループしてます。
最後の話まで全部読んでやっとストンと腑に落ちる。
けっこう長いこと余韻が残る本でした。

0
2012年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

連作短編集は好きでよく読むけど、ショートショートで連作っていうのは初めて読んだ。なるほど。なかなか、良い。

「バーバーみらい」「幸せの青くもない鳥」もさる事ながら、私が一番好きだと思ったのは「魔法使いの涙」。
最初と最後にきた話も、ケンちゃんが可愛くて良かったなぁ。いかにも原田マハらしい偶然が生むハッピーエンドには、ちょっと苦笑してしまったけど。

0
2012年04月22日

「小説」ランキング