【感想・ネタバレ】6カ国転校生 ナージャの発見(集英社インターナショナル)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月29日

ナージャさん、6カ国もの転校…きっと大変だったろうに。それを前向きに捉えて、それぞれの良いポイントを楽しくたくさん紹介してくれている。

指導者に従う日本とロシア…似ていておかしかった(笑)

日本に居たら「ふつう」と思っていることは
広い視野で見たらとても狭くて、「ふつう」なんて気にしなくていいん...続きを読むだな〜と思った。
そして、自分の子どもにはたくさんの価値観や文化に触れてほしいなと思う1冊だった。
変化を怖がってはいけないね!

0

Posted by ブクログ 2024年03月03日

まずは、予想通りの内容として、各国の学校の違いが出てくる。並ぶ学校、並ばない学校。教室の机と座り方。授業の進め方。クラスメートとの関係。文房具。ふむふむ、ここだけでもかなり面白い。違いを並べ立てるだけでなくて、なぜその方法が採用されているのかがさりげなく考察されてるから。
そして、そんなにいろんな国...続きを読むを転々として、言葉はどうするの?授業についていけるものなの?仲良くなれるの?という疑問が浮かんでくるけれど、それについても第二章以降に書かれてます。

0

Posted by ブクログ 2023年12月14日

予想以上に興味深く、おもしろかったです!
日本の教育も大きく変わらなきゃなぁ。
「正解はなく、そこに違いがあるだけ。」みんながこんな視点で生きられたら、争いなんて無くなるのに。

0

Posted by ブクログ 2023年11月03日

おもしろかった!
国や地域が違えば、常識や正解も違うけど、どれが一番だということはない。ただ違う、というだけ。その事実が、学校での学びの中にこんなに凝縮されているとは!

0

Posted by ブクログ 2023年10月12日

面白かった!
これは良書だと思う。

1人の少女が6カ国の学校で体験したこと、感じたことがテーマ毎に綴られています。
筆記用具、座席、体育、学年、ランチ、数学、テスト、水泳、音楽など国による違い。
そして大人になったナージャの発見。

とにかく「へぇ~」が止まらない!
文化の違い、価値観の違い、学び...続きを読むの場において何に焦点をあてて重きを置くのかーー。
国によるその違いがとても興味深いし、何が“正しい”とかではなく様々な考え方があることを知り、そして気づかされる。

「ふつう」は国によって変わる。
「ふつう」は個性。
子どもから大人まで楽しめる作品。

ブレディみかこさんの著書はまだ難しい世代でも、こちらは読みやすいと思います。
学校図書に良さそう♪

0

Posted by ブクログ 2023年10月08日

平易な文体でページ数も少なくすぐに読み終えるが、書いてあることは奥深く、生きていく上で大切な事を考えさせてくれる良書。

0

Posted by ブクログ 2023年06月06日

読むと視野が広がる、目からウロコの一冊!
子供はもちろん、個人的には大人や学校の先生にオススメ。
本の構成も、可愛いい挿絵があったり、セクションがわかりやく分かれていてとても読みやすかったです。

0

Posted by ブクログ 2023年06月05日

教育に関わる者なら、ぜひ読んでほしい。
いろんな国のいろんな教育。
当たり前だと思っていたことも、国が変われば当たり前じゃない。
視野が広がり、幅が広がる、オススメの本。
実際に子どもの頃に経験した経験談をもとにしており、大変読みやすい。

0

Posted by ブクログ 2023年05月07日

日本の小学校から中学校にあたる時期に、6つの国で教育を受けたナージャによる世界転校ストーリー。文化的な違いが見えて、とても面白かったです。
転校した国は、生まれの国のロシアから始まり、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダの6カ国。言語は4つ。それぞれの国で特徴があり、机の並べ方、筆記用具、テス...続きを読むト、ランチ、水泳、学年、などなど、多くの違いがあることが紹介されています。いわゆる「普通」は文化によって異なること、そして、苦手なことを克服せずに対処する術を身に着けた経験などは、読者、特に心の柔らかい若い年代の人たちにとって大きな参考になること間違いなしです。

0

Posted by ブクログ 2023年02月28日

どこにいるかによって、普通が変わる。「普通」でいることに敏感な思春期の若者に読んでほしい。お国柄によって大事なことも変わって、でもどれが正解とかじゃなく、それぞれいろんな答えがある。
いいところがそれぞれあって、日本の常識が世界と違うことを(よく考えたら当たり前だけど)知ると、世界が違って見える!

0

Posted by ブクログ 2023年01月11日

朝日新聞の天声人語で紹介されていた。小説と思っていたら自分の体験であった。鉛筆とペンの違いから始まって、給食、イスの並び方、体育の授業など様々な違いがある。実は日本のなかでも様々な違いがあるのではあるがそれは筆者の体験だけであるが代表的な例である。
 思うにICT利用一辺倒だけでなく様々な教え方があ...続きを読むるということを教師は思うべきである。あとは参考で、教室で騒いだら校長先生の所に行く、というのは見習ってもいいのかもしれない。

0

Posted by ブクログ 2024年03月24日

父親の仕事の関係でロシア、アメリカ、フランス、イギリス、日本、カナダの6カ国の学校を体験したナージャの発見のお話

国によって教育方針は違って正解も変わる
また、これからもその国の教育は変わっていく
この教育方法が正しい、間違っていることはない

0

Posted by ブクログ 2024年03月07日

「ナージャの5つのがっこう」という同作者の絵本を子どもに読み聞かせたことをきっかけにこの本に出会いました。
どちらの本同じことを書いているのですが、子ども向けと大人向け、どちらも楽しく読むことができました。

子育てをする身として、たくさんの人にこの本を読んでもらいたいなと感じます。日本の普通は世界...続きを読むの普通ではない。だから世界に合わせろというわけではなく、いろいろな角度から物事を見れるようになる力が日本人には必要な気がします。そのことを優しく楽しく伝えてくれる本です。

0

Posted by ブクログ 2024年02月24日

両親の転勤で世界6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の地元校で教育を受けた著者ナージャが、それぞれの国での体験&発見を紹介。

ひとりの女の子が小学校から中学校まで毎年、言語も違う国々で学んだなんて! 一度も転校したことがなかった私には衝撃でした。
筆記用具、座席の並べ方、体...続きを読む育、音楽、ランチ、ノート、テストなど、イラスト付きで具体的に紹介されています。

国民性が表れているというか、それぞれに考え方や価値観があって面白かったです。教育の観点から、科目別の学力の差や個性の伸ばし方など気になってきます。
書かれていない他の国々ではどうなのだろう?と興味が尽きません。

良い悪いではなく私は本当に狭い世界で育ったんだなぁと実感しました。
欧米に限らず海外の映画やドラマを見るのが好きです。何気ないシーンからその国の文化を知ることが出来てワクワクすることがあります。

環境が変わるとガラッと変わるものは、「ふつう」なのだそうです。どれか一つだけが正解なのではなく、色々な「ふつう」があるということをナージャは身をもって学んだのですね。
なかなか受け入れ難いことがあっても、自分なりに工夫して対処してきたナージャは偉かったと思います。
本当に貴重な体験談で、考えさせられました。

0

Posted by ブクログ 2024年02月04日

子ども向けだと思うが、多様性を考えるきっかけになる本。正解はない、違いがあるだけと伝えている。ここには6カ国の学校が紹介されているが、アメリカのように州によっても違うとなると、まさに多様さは増す。多様性を否定すると生きづらい社会になるなと思った。

0

Posted by ブクログ 2024年02月01日

小学校でえんぴつではなく、ペンを使う国があるとは、、、
とにかく目から鱗の発見だらけの本で、とても興味深かった
それぞれの国に、目的がありやり方が変わる
「正解」や「ふつう」は国によって変わるもの!

『おわりに』より
ずっと「正解」が変わり続ける環境の中で、「誰かの正解」は、必ずしも「自分の正解」...続きを読むではないことにも気づいた

それぞれの正解を認め合い、自分にとってのベストを見つけられると良いと思った

0

Posted by ブクログ 2023年08月21日

6ヵ国転校生のナージャがロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダの現地校で体験したことや発見の擬似体験ができる本。楽しくてあっという間に読めた。

同じ国の中だけでの転校でも大変なのに、国が違う転校の繰り返しに驚き、各国によって様々なことが違うのでおもしろく、考えさせられた。

人見知りは...続きを読む短所ではなく、長所でありそのお陰で色々と乗り越えられたこと、人見知りは能力であるということが私も目から鱗だった。

0

Posted by ブクログ 2023年06月03日

すごい読みやすいです。
学校の常識が、あくまで国内だけのものだって思い知らされる。教育が人を作る。
ティーンでも読める本だけど、むしろ大人に読んで欲しい。
願わくば教育に携わる人はみんな読んでほしい。
前例踏襲に凝り固まったこの国の教育業界を少しでも柔らかくしてほしいな。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月15日

小1~中3まで6つの国の学校に通ったナージャさんによる各国比較エッセイ。小学校は3回卒業したそうです。

ペンかえんぴつか、座席の配置、ランチに数字の書き方に…国が変われば普通が変わる。

きっちりしている日本、ポジティブ精神のアメリカ、パーフェクトは難しいことを教えるフランス、サバイバルを感じてし...続きを読むまうロシア。

課題図書にエッセイがOKなら子どもの読書感想文にもいいと思います。ただページ数のわりにお値段がちょっと…なので☆4つです。

0

Posted by ブクログ 2023年05月12日

国によってクセ強な教育方針があって面白い。
私も初めて海外で住んだ時は、自分の物差ししかなかったので、オーストラリア人、スコットランド人、ブラジル人との生活や考え方の違いに戸惑ったものです。
こんなに教育のされ方が違ったら、そりゃ出来上がる人間性も違うわな、と思いましたね笑

0

Posted by ブクログ 2023年02月27日

6カ国の学校で勉強した著者が、それぞれの国で「ふつう」とされることに戸惑いながら、それらの「ふつう」の元になる考え方を紹介してくれる。トピック(例えば、ノートの形式など)で各章が構成されており、そこで複数の国が比較されるので、読みやすい。一方で、90年代の話なので、現代とのジェネレーション・ギャップ...続きを読むもあるのだろう。その点も含めて、さまざまな考え方(視点)に触れることができる良書。

0

Posted by ブクログ 2023年02月14日

6カ国の教育を比較する時、これが良くてこれがダメ、ではなくそれぞれに利点がある、というまとめ方なのが良かった。
(批判したら炎上しかねないからかもしれないが...)

ただやっぱり日頃日本の教育への批判をよく目にしていることもあり他の国への羨ましさは感じた。

1年ごとの転校は正直辛い環境な気もする...続きを読むが、それぞれの文化を受け入れている筆者が寛容だなと思った。

フランスで親も家に帰って食べるというのがあったけど、みんな職場に近いのか…と不思議でした。

0

Posted by ブクログ 2023年01月17日

ロシア人、ナージャが6カ国を転々と転校して感じたことの経験談。主に各国の学校の様々な違いについてのお話です。国内でさえ転校したことのない私にとっては非常に勉強になりました。違う文化って面白い!!

0

Posted by ブクログ 2023年01月11日

感想
都道府県で違うのだから世界で異なるのは当たり前。どこが優れているかはわからない。それぞれの事情が反映された個性的な教育。どこが合うのか。

0

Posted by ブクログ 2023年01月08日

ロシア、イギリス、アメリカ、フランス、カナダ、日本の6カ国で小中学生時代を過ごしたロシア人のナージャが、それぞれの国の学校の「普通」の違いを紹介する。各国の教育に対する考え方やあり方の違いが出ていて面白い。日本の教育が当たり前とか、おかしいとか思っている部分についても、新たな発見がある。語学の違いも...続きを読むあって大変だろうけど、色々な教育を受けてみたかった。

0

Posted by ブクログ 2022年12月31日

 いつも聴いている茂木健一郎さんのpodcastの番組に著者のキリーロバ・ナージャさんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
 ナージャさんは、現在クリエーティブ・ディレクターとして活躍中ですが、小学生になって以降、ご両親の仕事の関係で6ヵ国を巡る転校を経験しました。
 その時の体験を中心...続きを読むに、各国の教育の実態を紹介した本書の内容は“多様性”を考えるうえでとても興味深い材料を提供してくれました。

0

Posted by ブクログ 2022年12月31日

転校経験がない。知らない場所に越したのは2回だけ。知ってる世界が狭い。だからこうやって、他の人の体験を教えてもらうのが楽しい。

イギリスに住んでいた知人から、あちらの学校の話を聞いたとき、なんだかそちらが良いような、羨ましいような気持ちになったことがあるけれど、「正解はない。違いがあるだけ」という...続きを読むナージャさんの、実体験から来る言葉で我に返る。

それにしても、学校という世界のバリエーション、面白いな。社会のバリエーション、考え方のバリエーションにつながる、初めの一歩。

0

Posted by ブクログ 2024年01月21日

小学生時代にロシア、日本、イギリス、アメリカ、フランス、カナダの6カ国で小学校を経験した著者。体育の集合や整列に国毎の違いがよく現れていて面白かった。どこの国が良いというより、どの国も良いところもあれば、ん・・と感じるところもありそれでいいんだなと思った。

0

Posted by ブクログ 2023年01月01日

日本の子どもの自己肯定感の低さが時々ニュースになる。私も自己肯定感の低い子どもだった。そして今は自己肯定感の低い大人だ。
親も誉めるより貶す方だったし、たいした能力がないのも事実だし、仕方ないかと思っていたのだが、これを読んで、もしかして日本の教育のやり方そのものが自己肯定感を下げるようにできている...続きを読むのでは?と感じた。
イギリスやアメリカでは勝負するようなスポーツを体育であまりしないということだし、勉強もグループワークで答えを出したり、できるところを徹底的に誉めたりして、個人が「できない自分はダメだ」と思わないような方法がとられている。日本ではいくら教師が誉めたところで、そもそも個人を競わせるという形は変えていないから、劣等感は生まれてしまう。
問題児の対応も基本的に校長に丸投げで、教師が授業を中断して説教することがなければ、子供のプライドも保たれるし(クラスメイトに叱られるのを見られない)、教師を逆恨みすることも減るし、教師の精神にも良い。日本の学校の校長は会議とかしてないで問題児対応にもっとパワーを割けば、問題児と校長の間にいい人間関係が生まれる可能性もある。
日本の教育に取り入れたいことがたくさんあるので、文科省や教育委員会関係者が読むべき本だと思う。
昼は家に帰って家族でランチをとれるということは、昼休みが長くて職住接近ということよね。それで残業もなくて生産性も下がってないなら、日本人の働き方って絶望的。しかも夏には1ヶ月休めて(子供は3ヶ月)、子供はキャンプに預けて大人はバカンスを楽しんだりする。日本人がメンタル病んだり、自殺したりするのは当然じゃないの?少子化にもなるわけだよ。

スポーツや音楽もまず楽しむがあって、水泳は海や川で溺れないテクニックを最優先で教える。
一流のアスリートや音楽家の才能のある子どもには物足りないかもしれないが、それ以外の子どもにはそっちの方が良い。才能ある子どもには、別に教育を受けさせればいいんだから。
特に著者がアメリカの学校で受けた弦楽器のレッスン(誰でも無料で受けられて、難しい音楽理論や楽譜の読み方は後回し)は本当に羨ましい。大抵の人間は才能なんかない。でも楽しむことはできる。弦楽器を楽しんだ経験はどれだけ人生を豊かにするか。もちろん貧しいけれど才能がある子供を発掘することもできる。「バイオリンを習いたい」なんて貧しい家庭の子どもは言えないものね。

しかし、一番謎だったのはイギリスでもフランス、カナダ、アメリカでも生きるチャンスがあった著者がなぜ今日本で暮らしているのかということ。だって、この本読むと、ロシアと日本は窮屈じゃないの。次回はそこを書いて欲しい。

0

Posted by ブクログ 2022年12月30日

国によってこんなに教え方や学び方が違うのだと、初めて知った。おもしろかった。
日本らしいやり方だけじゃなくて、時々アメリカやカナダ、イギリスやフランスやロシアみたいなやり方を、日本の学校でやってみてほしいな。
すごくワクワクしそうだし、子供たちがそれぞれ自分の合う合わないを見つけて、生きやすくなりそ...続きを読むう。

0

「エッセイ・紀行」ランキング