あらすじ
清原和博という「虚空」を巡る旅
私はなぜ、清原和博に引きつけられるのか。ベストセラー『嫌われた監督』(ミズノスポーツライター賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)の著者が描く堕ちた英雄の4年間と翻弄された男たちの物語。
目次
プロローグ こだま六八四号
第一章 甲子園の祈り
第二章 怪物
第三章 祭りのころ
第四章 脱走
第五章 虚空の人
あとがき
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Posted by ブクログ
清原は学年が一つ上で、PL学園の時からずっと気になる存在だ。ジャイアンツに行きたがっていたが最初から阪神が似合うと思っていた。地元の大阪で愛されて伸び伸び野球をやっていたらもっと幸福な野球人生だったのではないだろうか。しかし清原自身は大変ミーハーでジャイアンツ好きで、当時の野球ファンなら当然なのかもしれないけどやっぱりダサい。無冠とはいえ、500本以上の本塁打を打っている偉大な選手だ。それにベンチで座っているだけで絵になる本当に華々しいスーパースターだ。
文学的な情景描写が多い。桑田と清原はちょくで話してモヤモヤを晴らして欲しい。清原の生活ぶりは一般人とは次元のちがう、セレブの様子がうかがえる。