【感想・ネタバレ】バカの災厄のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

先日の養老孟司先生との対談に続き、大好きな池田先生の本。新書で字も大きいから2時間かからないで読めそうな短い本だった。タイトルからして強烈だけど中身もバカ、バカと、バカの連発。しかし、本当にバカの災厄が多いなあと思う。こないだもカスタマーハラスメントの特集やってたし。煽り運転とか。羊のような日本人を作るための教育をしてきた 、政治が、というのになるほどと思う。とにかく多様性を認めることが大事なのだ。こないだ父が大卒なのに車の免許も持たず 自転車で正社員にもなっていないという人をバカにする発言をしていたけど、古い人間だなぁと思う。自分の子も今やそのような暮らしをしていることをどう思っているのか。と言うか、その子を前にして、そう言っているって本当に想像力が欠如している。とにかく多様性を認めること。私も色々な本を読んだり学べる人間になろうと思う。今見たら、池田先生 voicy もやってるの?ちょっと探してみよう。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

ここまで本文の中にバカ、バカと書いた本は無いのではないだろうか。しかし、内容は非常に核心をついていて、日本人としてうーんと唸らさせられる一冊である。

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2022年12月29日

Posted by ブクログ

書店で見かけて気になったもの。先だって読んだ高橋新書の中で、"バカ"のつくタイトルの多さにチクっと物申されていた影響で、そのすぐ後に本書を読むのも何だかなぁ…とは思いつつも、それはひとまず置いといて。序章で著者自身が書いているように、本書でいうところの”バカ”は、いわゆる話が通じない人、って意味でのそれ。著者特有の極端な物言いはさておき、いわゆる”バカ”にガンガン苦言を呈すってのは、やはりそれなりに痛快。そして”バカ”論は、空気を読むとか忖度するとか、出る杭は打つような、画一化を狙った国の政策から大本が生じている、というあたりに向かっていく。やっぱりここでも、注意を払わなきゃいけない最大の敵は、空気感。

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2023年10月05日

Posted by ブクログ

2022/08/12
タイトルに惹かれて読んでみました。
タイトルだけだと誤解を招きそうなくらい過激な感じもありますが、この本の中ではしっかりと「バカ」とは何かを定義した上で、その人たちはどういう人なのか、どういう思考によって行動しているのか、そうならないためにはどうするのか、どう対処したらいいのかというような人間関係ハウツー本のような要素もあると思います。
自分の考えだけに凝り固まることなく、他人の考えもある程度受け入れて、それを踏まえた上で自分がどうするかということを考えなくてはいけないと思うのですが、近年、簡単にインターネットで情報を得た気になって、自分に都合の悪い人や考え方を受け入れられず攻撃したりされたり…という例が本当に増えていると思います。
結局は逃げるが勝ち…というところに落ち着くのかとも思いますが、どうにかならないものか…。
そんな思いにヒントや材料をくれると思います。
全体的に印象論だけで話が進んでいるように思うので、具体的なデータに基づいた強い論拠が欲しいなと思いました。

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2022年08月16日

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