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Posted by ブクログ
IWGP外伝・サルの回。
羽沢組・氷高系列カジノバーで狂言強盗。内部者に売られた共犯・小峰は氷高組からおわされた借金5千万円相殺を懸けて裏切り者を追うことに。働くサルの姿がたくさんみられてうれしい。ギャンブルの世界が奥深い。
Posted by ブクログ
【2024年74冊目】
カジノで借金を作ってしまった小峰は、カジノの売上を強奪する一味に加わり、あっさりと1億円4千万円を強奪することに成功する。だが、思わぬ裏切りから金を奪われ、人が死んだあげく、カジノの元締めである氷高組に身元がバレてしまう。一生奴隷宣言を下された小峰は、売上を奪還することを約束し、翌日から池袋の街を走り回ることに。池袋ウエストゲートパーク番外編。
番外編ということで、小峰という映像ディレクターが主役で、誠はでてきませんでしたが、小峰の相棒としてサルが出てきて大活躍でした。タカシもちょっと出てきたのでニッコリするなどしました。
タイトルの「赤・黒」はカジノのルーレットを表しているようで、終盤のカジノの勝負はかなりドキドキしました。ちょっと都合が良すぎる気もしましたけどね!
しかし、サル、人が良過ぎないか…?毎日調査のために運転手してくれるとかいい人過ぎる。初日にご飯ご馳走してくれたりとか、いろいろと懐が深い。なぜオカマバー(?)の店主にだけ当たりが強かったんだろう…?
でもやっぱり誠が出てこないとちょっと寂しいななどと思う外伝でした。
Posted by ブクログ
IWGPシリーズの外伝。
羽沢組の話なので、サルが沢山出てくる。
少しタカシも。
主人公はワタル。
現実逃避のため、ギャンブルにはまったワタルが金のために奔走する。
スピーディー。
ギャンブルはするもじゃない。
店側が勝つようになってるんだよなぁ。
ラストもパパッと伝説の男を仲間にして勝つ。
良いとこもっていったなぁ。
女性は強い。
彼女を大事にして下さい。
Posted by ブクログ
主人公が特になにもしてないはったり男なのが気になるのと、やくざ達の甘さが気になる、、展開に説得感がないなぁと感じました。「なんでそこでそうなっちゃうの?」というかんじ、、。最後の大勝負を運任せにしたのも私は「ウーン」と思うけど、まぁ自分で張らないよりは意味があるのかな。好みの範囲かも。
クライムサスペンスというにも、ノワール小説というにも中途半端ですが、シリーズ通して読んでると「外伝」という面白みがありました。
Posted by ブクログ
池袋ウエストゲートパーク1を読んでから友人に勧められて読んだ。
前回のが池袋の裏の世界だとすると、裏のさらに裏の世界の話。
+
・ミステリーとしての面白さ。
・ギャンブルにのめりこむ登場人物の描写
・サルがいい味出してた。(優しさ、頭の回転、迫力、人間味)
-
・復讐の動機が、あまり共感できなかった。(自分がギャンブルをやらないため主人公に終始共感できない)
・最後の結末がちょっとあっけない。
一番、印象に残ったのは解説だった。
パチンコで得た景品を換金する行為は法律で禁止されている。
⇒15年前まで取り締まられていた。
⇒しかし、警察が、景品買取機構を立ち上げた。誰も取り締まれない。癒着。
⇒アガリから得た利益を警察共済組合は年間数百万の年金を退職者に支払っている?
⇒だから、カジノが公認されない。(もし、控除率(カスリ)の低いカジノが公認されたら、客はそちらに流れてパチンコ屋に来なくなるから。警察はそれを恐れている?)
普段聞くことのない面白い話だった。