【感想・ネタバレ】ナゾトキ・ジパングのレビュー

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桜、富士山、茶…日本を象徴する5つの固有名詞をコンテンツにした連作短編集。ロスから来た留学生ケビンと秀次が事件を解決に導いてゆく。本の中で指人形が動き回るような愛らしさ。攻め方が面白い。

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2022年09月28日

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日本大好きなケビン君とめでたく留年決定した秀次君、あと愉快な仲間たちが事件を解決するお話です。

日本独自のものに絡めた薄っぺらいトリックかなと思ってましたが、すみません、お見事でした!

桜や富士山、すき焼きにお茶に絡めた事件はおもしろかったです。
個人的には富士山の話が好きです!

昔の富士山登山の方法は?
茶室の部屋が狭い理由は?
ケビン君曰くすき焼きを食べると…?

あと大学生なので
ぐら○ぶる並みに酒飲んでます。

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2022年09月25日

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ネタバレ

ミステリ小説の謎解きとともに、日本の文化や歴史を知ることができる。
第三話『CHA』の茶室を船の屋根の上に作るトリックは驚いた。
浜村渚シリーズが好きなら、楽しめるはずデス!

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2022年09月04日

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読みやすくて面白かった!
ケビンとヒデのコンビがステキ。
「酒はしづかに飲むべかりけり」若山牧水!
なんか昔習った懐かしい短歌や俳句も出てきて嬉しかった。
これは続編があるのでは?

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2022年08月04日

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超おもしろいーナゾトキが楽しいミステリーでした。第2話FUJISAN!での江戸時代お金を積み立てて富士登山をする話は聞いたことがあってなるほどと思いました。なかなかおもしろいミステリーこの仲間でお話を続けて読んで見たいのでシリーズ化してほしい傑作です。まだまだ日本文化、名所たくさんあるので楽しみにしています。日本文化奇想天外ナゾトキミステリーをぜひ読んで見て下さい。

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2022年05月14日

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日本にやってきた青年ケビン。彼は根っからの日本通にして日本狂だった。そんな彼が遭遇する様々な事件の数々とは。
堪能した。一編に収められている作品一つ一つはライトながら読み応えがあるし、何と言っても大学時代に青春といった青年たちを正面から描いていて好感が持てる。謎解きはじっくりと、青春は跳ねるように楽しく、この二つをよく描いた秀作だ。

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2023年06月30日

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登場人物がコミカルに描かれていてキャラが立っており、漫画・アニメのような映像で脳内では再生されました。
内容はライトでスルスル入ってきやすく、短編集のようなつくりなのでミステリー初心者には程よい導入になりました。軽く緩く読みたい方にオススメします。

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2023年02月01日

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日本大好きな留学生が優れた思考で事件の鍵を解く。和のテイストの様々事件に出会う学生たちと、できないくせにすました女刑事とのコントのようなやりとりが壺にはまって楽しめた。

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2022年09月08日

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日本大好き留学生が、とある弱味を握っている警察に協力を得ながら、周囲で起きた事件を同室の主人公の秀さんと一緒に解いていく話です。

日本に纏わることがモチーフになっています。「すき焼き」食べたいなぁ。

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2022年09月04日

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ネタバレ

連作短編5編
留年の決まっている秀次とアメリカからの日本大好き留学生ケビン。二人の周りで起こる殺人事件に絡んでくる田中刑事。ユニークな登場人物の醸し出す雰囲気が楽しく、ケビンの冴える推理をスパイスに、サクサクっと読める。ケビンの日本の知識と少しズレた感性が魅力。

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2022年08月18日

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 長瀬秀次はサボりまくって留年が決定した大学生。そんな秀次の寮のルームメイトにアメリカ人がなる事に決定した。ルームメイトのケビンは大の親日家。妙な日本語で話すケビンに戸惑う秀次だったが、秀次の周りで起こる事件をケビンが見事解決していき…

 秀次を中心としたメンバーが中々個性的で、中でもケビンに弱みを握られている女刑事の田中がお気に入りでした。危うく誤認逮捕する所だったのを救ってくてたのがケビンで、それ以来頭が上がらないのが可愛らしいです。

 秀次と幼馴染の理沙との関係も、今はそこまで発展してませんが、是非続編希望です!

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2022年08月10日

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謎解き自体はなんてことないんだけどケビンマグリーガルをはじめとした登場人物たちのキャラで爽やかな読後感。外国人もジパングも本筋には関係ないけどまあそこは詮索しないでおく。

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2022年07月09日

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日本人大学生と日本好きなアメリカ人留学生…と刑事が主役の話ですかね?ミステリ✖️青春もので、とても気軽に読める作品でした。重くもなく、複雑でもなく、日本文化も学べるストーリーです。
ミョーデース!

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2024年04月14日

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とある大学の3回生、長瀬秀次は成績はイマイチで留年も確定しているが学生寮の代表として人望はある。そんな彼がアメリカからの留学生で、日本文化をこよなく愛するケビンの世話を任されてしまう。

秀次とケビンが周囲で起こる殺人事件に首を突っ込んでは解決(主にケビンが)してしまう連作短編集。
コテコテの日本フリークなケビンや、エセアメリカンなノリの田中刑事など登場人物のキャラが濃くてコミカルな雰囲気ではあるけど、事件のトリックはしっかりしていて謎解きとしての手応えはちゃんと感じられる。

謎解きをしながら日本の文化についても勉強できてしまう一冊(笑
What a Japanese!

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2023年10月30日

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とても読みやすい短編集。ものすごく凝ったトリックはないし、びっくりするような犯人がいるわけでもない。でも日本大好きなケビンと一緒に日本のいいところをちょっと思い出せる…のかな?妙な女性の刑事とおしゃべりな部下っていうテンプレな捕り方はあまり好きじゃなかったかも。

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2023年09月21日

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刃傷(にんじょう): 刃物で人を傷つけること。「松の廊下の刃傷」
匕首(あいくち):鍔のない短刀
立哨(りっしょう): 兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること
慇懃「いんぎん」: 人に接する物腰が丁寧で礼儀正しいこと。
東京のミステリーサーカスに行った際に店員のおすすめ棚にあったことから手にした本。
地理的な要素で謎が理解しにくいのかと最初は思っていたが、謎自体の要素が日本の文化に関して専門的が理由のよう。もう少し自分の知識が追いついていたらより楽しめるのだろうな。

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2023年09月13日

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留学生が探偵という設定以外は特に意外性は無い気がします。
それなりに面白く読み易いので続きがあれば読みたいですね。

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2023年07月23日

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「SAKURA」「FUJISAN」「CHA」「SUKIYAKI」「KYOTO」5話収録の連作短編集。

コミカル謎解きミステリーといった趣。

精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次の部屋に割り当てられたのは、アメリカからの留学生・ケビン・マクリーガル。

ニッポン大好きなケビンと秀次がコンビとなって次々と起きる事件の謎を解明していく。

面白いのは、どの物語にも日本文化が絡んでいる事。

ケビンの鋭い洞察力の根底に日本愛が感じられて、なんだか嬉しくなって来る。

絶妙な言い間違いもご愛敬。ケビン君、サイコウデース。

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2023年02月18日

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青柳さん、今回も面白い視点のミステリー。外国人から見た日本、改めて日本の伝統等、勉強にもなる。鋭すぎる洞察力持つケビンのお茶目な一面には笑いも。面白く拝読したが、トリック凝りすぎ?

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2022年11月17日

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日本大好きな留学生と、彼と同室になった不真面目大学生が事件に巻き込まれて謎を解いてゆく短編集。
軽めのミステリで読みやすい。この二人のキャラがなかなかよかった。桜、富士山、茶道など日本文化のトリビアもあり。『ニッポン樫鳥の謎』の「スキヤキとかなんとか、そういったものを食べたせいですわ」というセリフの使い方がよかった。

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2022年10月21日

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「むかしむかしあるところに、死体が…」「赤ずきん、旅の途中で死体と…」と最近、昔話×ミステリで楽しませてくれる青柳碧人さん。今作もそのノリかと思ったがちょっと違った。

日本×ミステリ…って普通か。学生寮の秀次×留学生のケビン。そのケビンが「ミョーデス」と言えばそれが謎の始まりの合図。そしてケビンは見事に謎を解く。それを面白キャラ、刑事の田中が自分の手柄にするのだった。

改めて日本の良さに気付かされる部分もあったが、まぁ軽めの読み物の域は出ない。軽く読めるので息抜き程度にはなるかと。まぁまぁ楽しめた。

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2022年08月22日

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読みやすいし悪くはないと思うけど、個人的には赤ずきんちゃんが面白かったからなあ的な。大学生の描かれ方がちょっと古いのではとも思ったが、今でもこーゆー暮らし方してる学生いるのかな?

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

「すべったな」

というのが第一印象


青柳碧人は昔話シリーズで、
シチュエーションを使うのが上手い印象

今回は、外人だして日本の文化絡めたら
面白いんじゃね

という安易な発想から書いたんじゃないかと
思うくらいチープでズッコケた

外人もなんかステレオタイプで酷かった

まあ、この作品を彼が魂を入れて書いたとは思えない…

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2022年07月11日

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