【感想・ネタバレ】フィンランドは今日も平常運転のレビュー

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Posted by ブクログ

フィンランド人の夫を持つ筆者から見た、フィンランドのあれこれ。
良いところも悪いところも飾らずそのままに書いてあるが、やはり私の目には魅力的な国として映る。
北欧好きとしては外せない一冊。

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2022年10月14日

Posted by ブクログ

積ん読が多い私が、発行されて、購入して、読み終わった!の流れが最も早かったのではないか。
国際結婚によりフィンランドに移住した著者が感じるフィンランドの日常エッセイ。「ほんとはかわいくないフィンランド」「やっぱりかわいくないフィンランド」などを出している。これも読みたい。
今わたしの中では北欧ブームなので、面白くて面白くて、短編なので、病院の待ち時間にピッタリ! 小説じゃないのに続きが気になるエッセイってそうそうないと思う。いや、別に時系列に書かれたエッセイではないのに、次はどんなことを体験して、どんなことを感じるんだろー!というワクワク感で読んでしまえた。(北欧ブームだからか)
実際に暮らすと大変だろうけど、日本のギスギス感に嫌気がさしたり、疲れたときに、フィンランドのマイペースさというのか、優しく穏やかで、ゆとりをある暮らし(精神面で)がいいなぁと思ってしまう。何かといちいち他人と比べたり、マウントとられたり、それに対してイライラしてしまう日本の暮らしがアホらしい!と思ってしまう。(私は今のんびりマイペースで暮らせてるけど)
自然を感じたり、寒さに卑屈になるんじゃなくて、その寒ささえ受け入れる、楽しむ。きっと、自分たち人間は自然の一部の存在だと分かっているのかなぁ(私が読んでて感じた)。
驚いたのは、日本だと家を建てるのは一生に一度のことだけど、フィンランドでは、何度も建てたり、引っ越したり、その時の家族の形によって住居を変えているということ。まぁ日本みたいに地震などで建物が倒壊することがないから、良いものは長く使う→誰かに売る→そのお金で新居という流れもできるのか、住宅補助とかあるのかな。未来に希望が持てる国だなぁと思う。だから、仕事でミスをしても、犯人捜しをするんじゃなくて、なんとかなる、大丈夫という気持ちが湧いてる(←常にこの姿勢なんだと思う)のかも。

あー、だからタイトルが「平常運転」なのかも。

実際無理だろうけど、1ヶ月かけてフィンランド・スウェーデン・ノルウェー旅行をしたい。コロナも終わって、世界も平和になることを祈りつつ・・・。

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

フィンランドに住む人たちのことが書かれていて、とても面白かった

初めてお家に来た人は、各部屋を見せたり
離婚率が高かったり
家は一生物だと考える人が少なかったり
実はサウナではととのってなかったり、、、

絶対フィンランド行ってみたい!

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

フィンランドでの日常が垣間見れる一冊。物価が高く、裕福なイメージの国だったが、フィンランド人は慎ましく、合理的で個人的に合う気がする。普段の何気ない日常に楽しみを見つけて生きていくのが得意な人たちだからこそ幸福な国と言われるのだろうな、、

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

 フィンランド在住、フィンランド人と結婚した芹澤さんのエッセー第4弾です。いつでも、どこでもマイペースでスタイルをくずさないフィンランド人とその暮らしに関するお話です。

 海外旅行中のフィンランド人の見分け方(マリメッコに行くと無料でもらえるノベルティを持っている)、地元の人が行く蚤の市はガイドブックに載っているきらきらした市ばかりではない(古着や古本、食器等生活雑貨がごちゃごちゃ売られている)・・・独特の視点で語られる内容はとてもおもしろいです。

 最近フィンランドについて疑問を感じていたことにも触れられていて、参考になりました。一つは最近「サウナでととのう」とよく聞きますが、実際本家ではどうなのか?著者の感覚では、「フィンランド人はサウナでととのったりしない」、ただサウナでの静けさを満喫しているそうです。また、アルコールをたしなみ、ほろ酔いのテンションでサウナに臨み、乱れている方もいるらしい。こちらは、ぜひフィンランドを再訪できたら確かめてみたいです。

 もう一つは、フィンランドは「幸福度NO.1」とよく聞くが、ご本人たちはどのようにとらえているのか?著者の友達によると、「難題に直面していても解決策はどこかにあると信じている。ビールがおいしかったり、ちょっとおいしいコーヒーやチョコレートを楽しんだり、サウナが心地よかったり・・・そういう小さなことに一つ一つ感謝して生きられるから幸せなんだ。」未来を信じて、日々感謝して生きていけるというはとてもうらやましい生き方だなと感じました。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

移住した日本人の目から見たリアルなフィンランドを知ることができる一冊。
ステキなフィンランド生活を前面におすのではなく、自然体の生活がニュートラルな視点で書かれているのがいい。

印象的だったフレーズ
“フィンランド人の幸福って、いろんなことがどうにかなるって未来を信じているってことなんだと思う”

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2023年06月04日

Posted by ブクログ

フィンランド行ってみたいんだよな〜っていう軽い気持ちで手に取った本だったけど、飾らないユーモアたっぷりの文章が読んでいて爽快だった。

結婚を機に移住した著者が、日常生活で関わった個性豊かなフィンランド人たちとの話は読んでいて面白かった!

このエッセイを通して知るフィンランドの習慣や食生活なんかも日本とは違っていて面白かったな〜。

サウナはほろ酔い気分で楽しみ、水風呂は酔い冷まし(なんならせっかく温めた体を冷やすなんて正気の沙汰ではない)っていうのにはビックリ、、を超えて笑った。笑

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

日本人が想像する「幸福度が世界で1番高い国フィンランド」ではなく、どんな国でも見ると聞くのじゃ大違いという感じのエッセイ。
これを読んで癒されたい、元気をもらいたい!というのには向かず、は〜どこも同じような部分はあるんだなぁ〜と思うような内容でした。

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

フィンランドに住んでいてちょっと変なフィンランド人に会った話や、ホームパーティーの話などが書かれているエッセイです。
ちょっと全体的に話が明るくないというか、ネガティブというか・・・なんだかフィンランド人の印象が悪くなる感じでした。
サウナでととのわない話やモテ男の条件の話は面白かったです。

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2023年11月20日

Posted by ブクログ

筆者のエッセイは過去作2冊を読んだことがある。本作でも、筆者の周囲の知人・友人等のユニークな性格や行動が知れて面白い。またそれは、日本にいると抱きがちな、フィンランドに対する漠然としたイメージへの反駁となることも、たぶん多い。

一方で、筆者のエッセイを読むと毎回少し思うのは、ある国の「国民性」(というものがもしあるとすれば)みたいなものに対して批判的な見方をするときもあれば、かなり大胆に一般化して国民性を語っているなぁと思うこともままあることだ。

私個人としては、「国民性」は確固として実在するのではなく(したとしてもかなり限定的な範囲でしか存在しない)、メディア等によって構築されるものだと考える。そのため、基本的には、筆者が「フィンランド人は◯◯」という言説に反発(?)した筆致を採るのが理解できるのだけれど、たまに、筆者自身の経験に基づいて、国民性を一般的に語るような場面が出てくる。

別に評論書じゃないので気にした方が負けな気もするけれど、それは一般化しすぎなんじゃないのかな、筆者の周りにたまたまそういう人が多いということなんじゃないのかな、と感じてしまうこともある。

ただ、それらを差し引いても、筆者の体験していることは日本に住む多くの人にとってレアなので、読むと新鮮な発見があるのは確かだと思う。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

フィンランドでの暮らしについて知ることができるエッセイ

日常には当たり前のようにサウナがある
そしてその後冷たい湖に入ったりもする
でも、"ととのう"のためではない!
彼らはただ酔っ払っているだけである!笑

我々からすると少し不思議な
フィンランドでの楽しい生活

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2023年04月18日

Posted by ブクログ

帰郷する時に、さっと読めそうな本でこの本を選びました。フィンランドは行ってみたい国だったし、実際に住んでいる日本人情報は貴重な情報。
海外生活っていい面もあるし、もちろん大変な面もあるけど、自分には海外生活ってあってる気がして、私もまた海外住みたいなって思いました!

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2022年08月14日

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