【感想・ネタバレ】僕は君たちを支配する（７）のレビュー

千田大輔

同窓会のために訪れた母校が、前触れもなく閉鎖空間となった。女７人、男１人。そこは、泣いても叫んでも出られない極限状況――。

ユキを攻略し、７人の女のうち５人を完全に支配下に置いたハルカ。ミモリ、アズミ、セイラ、ムギ、ユキ。
ハルカは女たちの身体を好きに扱い、女たちもまた、その状況を望んで受け入れる。
ハーレムはいよいよ完成したかのように思われた。
しかし、暗転。
閉ざされた空間に、ついに"ヒビ"が――。

[ブクログ · ★★★★★]

「閉鎖空間から脱出できるかもしれない！」ってことで、ハーレムの主である主人公がどんどん卑屈に……。
主人公からしたら、閉鎖空間で築き上げたハーレムが崩れてしまう危機に直面しているのもあって、気が気でないのかもしれないけど、今まで散々クズの見本みたいな言動をしていたからか、あまり同情出来ない……。
まぁ、何にせよ、物語の運び方が上手くて、中々に面白いです。