あらすじ
コロナ渦で一変した京都の街に賑わいが戻り始めているという。
京都が以前とおなじ「喧騒」に満ちるのも時間の問題かもしれない。
ならば、「しずかな京都」に出会える癒やしの大人旅を提案しよう。
生粋の京都人の著者がこっそり伝授する、
地元の人しか知らない名所、行事や文化、美食の店をご堪能あれ。
【はじめにより抜粋】
京都が本来の姿を見せる場所や時間、物語をご紹介しましょう。
春秋のトップシーズンを除けば、心静かに京都の街を愉しめるはずです。
その代わり、と言ってはなんですが、いわゆる〈映え〉は期待しないでください。
今話題の、とか、今人気の、や、予約困難とか行列必至といった冠詞が付くような、
SNSで自慢するようなスポットとは無縁のものばかりですから。
化粧を落とした素顔の、とでも言えばいいでしょうか。
よそいきではなく、普段着の京都はこんな感じですよ。と言いたくて書き連ねてみました。
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章 しずかな京都の歩き方
第2章 しずかな寺社仏閣をめぐる
第3章 京の言葉遣いを知る
第4章 しずかな京都を味わる
<内容>
「しずかな」は、コロナ禍の京都を示したものであり、それは20世紀までの京都であった。著者は、コロナ後もその”しずかな”京都が戻ることを願って、このタイトルにしたそうだ。有名な所とそうでないところが3:7くらいかな?「床もみじ」の岩倉実相院。JR東海のCMから、圧倒的に有名になったが、近年は落ち着いてきたらしい(写真が撮れないのがいいのかも?)。そして著者の真骨頂は京都の食べもの。今回もハズレはなさそうだ。