あらすじ
①巻では、新興国アメリカが、市場と国際的地位を求めて海外進出し、超大国にのしあがっていくさまを、明らかにしていきます。
日本になぜ原爆が落とされたのか、また投下前後の真実が記載されており、日本人なら、読んでおきたいところです。
「何が正しいのか」を考えるとき、ものごとを多面的に見ることが必要です。
歴史に対する新しい向き合い方を提示した、これからの日米関係を考えるために必読のシリーズと言えます。
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Posted by ブクログ
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』を読む前の予習として読んだが、ヤングリーダーズ・エディションということもあり、わかりやすく、先に読むにはもってこいだと思った。
つい先日、とあるイベントのパネリストとして来日した著者のオリバー・ストーン&ピーター・カズニック両氏の話を聞く機会があったが、本書及び続著を読んでいた為、大変理解しやすかった。
両氏は度々来日して数々の講演を行なっており、そのうちの幾つかは動画も挙がっている為、本書で興味を持たれた方にはその補完になるかもしれない。
Posted by ブクログ
戦争の本質を語る人々の言葉が随所に現れる。しかしプロパガンダ、煽動により愛国心を鼓舞された国民は熱に浮かされ、その言葉は埋もれてしまう。
「戦争は征服と略奪を目的に遂行される」「支配階級にある者がつねに宣誓布告し、戦場で戦うのは常に支配されている者」
この当たり前のことが簡単に忘れ去られないよう、若い世代に読んで欲しい本。
全世界の国民が戦争に荷担しないこと。これだけで戦争は終わる。戦争に大儀はない。ただの金儲けと縄張り争い。