【感想・ネタバレ】アイデアは考えるな。のレビュー

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Posted by ブクログ

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読みやすくて、読む価値のある本。
ブレストでのファシリテーションのやり方とか色んなメソッドも書いてあるけれど、一番印象に残ったのは、資本主義の在り方のところ。警備会社は窃盗犯が増えているというニュースが多くなれば多くなるほど儲かるだろうし、電化製品は修理するより新しいものを買う方が安いと勧められる時代。犯罪は減る方がいいのに、資源は大切に使うべきなのに、企業はそれでは儲からない。これが資本主義の矛盾。
だけれど、その矛盾を楽しむべきだと。(これは岡本太郎が言ったらしいです。)
こういうことがさらっと読める本。

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2014年12月17日

Posted by ブクログ

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チェック項目5箇所。アイデアを出せないという悩みを持つ人の共通点は、「すごいアイデア」を出そうとしてしまっていることです、でも、、「すごいアイデア」を出している人は、その何倍も「すごくないアイデア」を出しています、だから、まずは「すごくないアイデア」をたくさん出すところから始めるべきなのです。初めは気乗りしなかったイベントでも、参加してみたら面白かった、という経験を積み重ねていけば、そのうち誘われただけで反射的に「面白そう!」と思えるようになるはず。ピカソは生涯万点以上の絵をかいた、バッハは少なくとも週に1回は作曲していた、トーマス・エジソンの死後、アイデアメモがぎっしりかかれた3500冊あまりのノートが発見された、歴史に残る名作を創り出した芸術家には、多作な人がたくさんいます、そして発明王エジソンだって、誰よりもアイデアを出していたのです。100個アイデアを出して、そのうち実現しそうなのが1案しかなくてもいいのです、99案が荒唐無稽でも、その荒唐無稽な「すごくないアイデア」がヒントになって肝心の1案が思い浮かんだのかもしれません。「そもそも論」にこだわれ。

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2013年10月27日

Posted by ブクログ

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面白法人カヤックの柳沢さんが書かれた本。「くだらないアイディアを面白がってたくさん考えてみな?人世楽しくなるぜ!」ってなことを綴った一冊。
「すげーアイディアなんて生み出せるもんじゃねー!」⇒「でも。くだらないアイディアよければ、誰でも考えられるよね?」⇒「アイディアとも呼べないようなくっだらねーアイディアを面白がってたくさん考えよう!」⇒「アイデをたくさん考えてたら、気持ちがどんどん前向きになる!」⇒「前向きな人は周りが助けてくれるし、良い仕事が舞い込むようになる」⇒「結果、面白いアイディアにたどり着く」⇒「仕事が楽しくなってきて、ハッピーになれる!!」。ってな展開。アイディアを考えることで前向きで仕事が楽しくなるって考え方は、すごく好きだな。

・できると信じるか、できないと信じるか。どちらも結果は完全にその通りになる(ヘンリーフォード)

・好況よし、不況なおよし。(松下幸之助)

・仕事を楽しくする秘訣
①とにかくのっかる
②自分からアイディアをたくさん出す
③楽しいと周囲に伝える。

・のっかってやってみる人は3/40ぐらいのもん。だからこそ、のっかって動けば上位10%には確実に入ってっ来る。

・素直なひととは、行動するひとである。

・できない、のではなく、やってない、だけ

・会社に向かう方向と逆方面の電車にのってみよう。いつもと違う行動、神様にフェイントをかけることで、いつもと違う景色が見えてくる。

・やりたいことを探すよりも、できることを楽しんでやるほうがよいのでは

・やらずして、その面白さはわからない。やってみ?

・新しくないコストの下がった「枯れた技術」を思いもしなかった形で転用する。

・締切とは人間の能力を目一杯引き出す装置だ。

・GENKI玉というサービス。

・一緒になって悪口をいう人は味方のようでいて敵。

・○○になりたい。ではなく、○○になりました!ありがとう!っとフライング気味に言葉にしてみる。脳が勘違いして、良い結果をヒキヨセやすくなる。

・人は矛盾の中でいきている。その矛盾に絶望してしまったら人世つまらなくなる。矛盾そのものを楽しんでしまえばいい。

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2017年05月13日

Posted by ブクログ

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【読書ノート】アイデアは考えるな
面白法人カヤックの出版本。アイデア発想法というよりは、その前の心構えを説いた本。
趣旨は、とにかく面白がり屋になりやがれ!
①とにかく乗っかる
②自分からアイデアをたくさん出す
(言いだしっぺになる、とにかく量を出す)
③楽しいと周囲に伝える

バカバカしいことを考えたり、それを発言することって意外に難しい。
面白がり屋になることで、無意識な自制から解放される。

本書で引用される
「まじめくさった人は大した考えをもっていない。アイデアいっぱいの人は決して深刻にならない」
というフランスの詩人ポール・ヴァレリーの言葉にはグッときた。

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2013年05月27日

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