感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年09月17日
こんな話よく思いつくものだ。人間ドラマと空想科学が絶妙に絡み合うと面白い。荒唐無稽さもここまでくると、圧倒されるのみ。筒井康隆とは、違う破茶滅茶ワールド。
Posted by ブクログ 2022年08月28日
SFオムニバス本で注目してた作家さんの連作4編が収録されています。サイボーグ部隊や“神”がいきなり出てくる安っぽいSF漫画みたいなシチュエーションなんですが、これがしっくりハマってしまうのが、なんとも不思議。軽快な文章で、大胆なシチュエーションと、ゴリゴリハードSFで使うような設定を、サラリと読者に...続きを読む飲み込ませていくのが上手なんだなぁ。会話が多い文体なのでサクサク読めるので、3時間くらいの移動がある時のお供にピッタリです。
Posted by ブクログ 2022年07月30日
「裏世界ピクニック」の作者によるSF連作集。表題作は創元SF短編賞を受賞している。
高次元生命体に憑依され超人となった人間。神にも等しい力を持つことになるのだが、その高次元生命体が発狂したら…。
その狂える神というべき存在と相まみえるのが、米軍の戦闘サイボーグ部隊。しかし彼らにしても、たちうち...続きを読むは困難だ。その前にあらわれた一人の少女。サイボーグ部隊に協力する彼女もまた「超人」なのか。
もし「スーパーマン」が性悪だったら、という映画があったが、これは「ウルトラマン」が発狂したらという設定かな。このネタだと、いくらでも話は書けそうな気がする。あらたに作品が発表されるかもしれないが、マンネリに陥らないで欲しい。