感情タグBEST3
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いやはやめっちゃ面白かったんだが。
どうなるの?恋はどうなるんだい?
と気がかりに思ってたんだけど。
よかった、迷いながら、悩みながら、
少しずつ乗り越えていくんだって思えたから。
続編でないかなあ(◡ ω ◡)
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『海の教場』からの『海蝶』からの今作品
なんて気持ち良いエンディングなんでしょ!٩(៸៸›ᴗ‹៸៸)۶
若い二人に救いの手を差し伸べた愛の父正義
もう正義ったらやるなあ、グッドジョブ賞だ〜ദ്ദി˙◡・)
正義と佐崎の会話に感涙(꒪̥̥﹏꒪̥̥
話は東日本震災を発端にしたフェリーの硫化水素事件
臨場感溢れる描写と、海上保安官忍海愛の頑張りにどんどん吸い込まれた
__震災当時、被災者同士には一体感があった
しかし、乗り越えて前向きに生きる人、未だに苦しい人、支援金や見舞金でやり直せた人…立場が同じだったのに、年月が経つことで気持ちにも生活にも格差が出て来て、亀裂が入りやすくなっているんだと思います__(作中抜粋)
根源に震災があるトラブル
読んでいる間ずっと、何年経っても震災が起こした亀裂の重さを感じる
突如として牙を剥いた海
自然災害として最悪の被害をもたらした東日本大震災
海底の地殻変動は今も続いている
四つのプレートがある地震国に住んでいる私達は、いずれまた襲い来る災害に備えなければならない
最近また地震が多いのが気になる
気持ち良いエンディングでありながら、日頃の生活の在り方やこれからの未来を深く考えさせられる作品だった
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海蝶シリーズ第2段
海上保安庁初の女性潜水士の物語。
今回も一気読み。最初から最後まで目が離せませんでした。
とても良かった。面白かった。
海蝶の愛ちゃんに彼氏ができました。
震災のPTSDで悩む彼氏と愛。
被災した人々の苦悩とその成長を描いています。
今回もラストは胸が熱くなりました。
第3段に続きそうな予感がします。
楽しみにしております♪
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で、今日は「海蝶 鎮魂のダイブ」のレビューを!前作「海蝶」の続編、今作も日本初の女性海上保安官潜水士「海蝶」、忍海愛です。で、今作には東日本大震災の時に津波から愛を助けた、元海上保安官の佐崎純平が登場し、なんと2人はお付き合いすることになります!!震災から11年の時を経て再会し惹かれ合うふたり…でも、そこにも震災を経験した心の傷が深いことが影響して、「海蝶」としての仕事にも大きく関係することになる…。そんな中、ふたりは愛が休暇を取得しフェリーに乗船し北海道旅行へ出かけることになったが、フェリー内に有毒ガスが発生し…。
途中までは、愛と佐崎がとってもいい関係を築けていたし、なんかいいなぁ~とか、ほほえましく思いながら読んでいたのですが…だんだんと読んでいるこっちまで心が痛くなりました。被災者さんの心の痛み…、その後の生活再建…本当に色んな事を考えさせられました。この作品を読んで、年月が経過しているからこその心の痛みをが置き去りにされている現状にハッとさせられました。
あ…でもでも、ラストはよかったなぁ~震災を経験した愛と佐崎だからできることに気づけてよかったです。熱烈に続編を期待してしまいます。1Q84O1さん、読めてよかったです。ありがとうございます!
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日本ただ一人の海上保安庁女性潜水士”海蝶“と、彼女を救ったのに海保を去った元隊員。
二人の再会は順風満帆とはいかなかった。震災の心の傷、そして今そこにある危機・最悪の洋上事件。
フェリー船687名の命運は海蝶・忍海愛に託された。感動のエンタテインメント「海保」ミステリー。
面白いけど、スイスイ読めるけど・・・
仁兄ちゃんがかっこいい!
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よかったよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。
前作は「海蝶」になった愛の震災経験そして母親の死と自分だけが助かった罪悪感、家族間の誤解と確執などを乗り越えて「海蝶」として羽ばたく姿だった。
今作はズバリ東日本大震災!
愛自身の震災と救助してくれた男性との恋。
震災によるPTSD、12年経った被災者達の思い。
それらを恋人と休暇旅行で乗船中の愛が「船上パニック」小説として書かれてます。
臨場感溢れる描写で夢中で読みました(*^^*)
ラストで恋の行方も見事な終わり方‼︎
次作は?あるよね?楽しみです\(//∇//)
実はうちの旦那さんは警察官なんで震災一週間後に福島に行ってます。
地獄だったと言ってましたが詳しくは教えてくれませんでした(*_*)
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全くもって安易な組み合わせだ
前作でもちょっと思ったけど今回こそははっきりと言わせてもらおう
申し訳ないが言わせて頂く
海上保安庁と東北大震災(津波)全くもって安易で安直な組み合わせだ
これで書いときゃ売れる
これで書いときゃ感動する
そんな思惑が煤けて見える
と、言われることを全く恐れていない
真正面から迎え撃ってる
なんと言われようが書くんだって
すんばらしい!
逃げずに切り込み、深く深く掘り下げている
震災については、ちょっと言いづらいようなこともしっかり書いて問題提起している
海上保安庁については、普通の人が知らないようなことや専門的なことも書かれていて、しっかりカッコイイ!
クライマックスはしっかり手に汗握り、ラストしっかり泣かせてきやがる
そしてしっかり今こそもう一度考えよう!って気にさせてくれる
そんなすんばらしい一冊でした!
『海の教場』も読まねば!
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素晴らしかった。
気付くと何度も息を止めていた。
そして大きな溜息からの涙。
物語は忘れもしない2011年3月11日の震災の描写から始まる。
月日が流れ当時中学生だった愛は日本初の女性海保潜水士となる。
あの日、愛を救助してくれた男性・佐崎との奇跡の再会に心躍る。
だが佐崎は、助けられなかった命を想い深刻なPTSDを抱え海保を去っていた。
二人の間の溝を埋める為に乗り込んだフェリー内での事故は手に汗握る展開。
挫折しそうになりながらも海蝶としての任務を全うする愛と、家族や仲間達との深い絆に胸が熱くなる。
慟哭と感動の一冊。
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よかった…号泣。
震災の傷痕の根深さに、読みながら苦しい思いもしたけれど、最後に希望があった!
頑張る女の子には、いつも泣かされちゃう。
今年はこれが読み納めだろうな。
吉川英梨さんの著作に出会えて幸せだった!
読み初めも吉川さんから行きます!!
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日本初の海蝶となった忍海愛は、友人の結婚式で震災時に助けて貰った海上保安員・佐崎と再会する。付き合う事になったが、震災を乗り越える為にしてきた事が二人の溝を深めてしまい…
震災PTSDの所為で海上保安員を辞めた佐崎と、それをバネにして乗り越えた愛とでは心持ちが大きく違うのが読んでいて痛かったです。
二人でいたらトラウマが復活してしまう。
そんな状態を乗り越えようとした矢先のフェリーの毒ガス事件。犯人もまた被害者であったけれど、恵まれた被災者と言うのと、震災ネタと言う物が重かったです。
愛は決して強い訳ではないけれど、それでも前へ進もうとする姿はとても強くなったと思います。
これからの佐崎との関係をまだまだみたいです。
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吉川作品をリリース順にすべて拝読させていただいているが、久しぶりの快心作。東日本大震災の被災者と被災者救助者の深層を鋭く描きつつ、ドギツ過ぎない程よいエンタメストーリに上手くまとめている。特に救助者のPTSDに焦点を当てているところがよい。プロットが確りしていれば大事件でなくてもここまで面白い物語になる典型。
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「海蝶」の続編。今作は潜水士の仕事の描写は少な目。新たに登場した佐崎と愛の恋愛、東日本大震災のPTSDを軸に物語が展開していく。
私自身、大きな災害に遭ったことはないのだけど、「自分よりひどい目にあったは人がいるから、自分なんかが悲しんではいけない」みたいな感情はすごくある。
「“苦しい”に優劣はないのに、無意識下で被災者の序列を作っていた。」
という愛のセリフがすっと入ってきた。
後半、自宅での正義と佐崎の会話もよかった。
こんな風に、悲しみを乗り越えるには周りの人の力が助けになるんだと改めて思った。
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海蝶シリーズ 2作目です
今回 忍海愛が活躍する場は 海の中ではなく
フェリーの上です!
愛が彼氏と北海道旅行のため乗船したフェリーで、有毒ガスが発生。船の六階と五階に多数の昏倒者を見つける。そして、船長は行方不明に…。海保の特殊救難隊の到着までは一時間。それまでの指揮官は愛に委ねられた。船員、乗船客合わせて六百八十七名の命を救うことは出来るのか?!
愛ちゃん成長しているねぇ。今回も愛ちゃんの名推理が炸裂してる。そして、フェリーにいち早くトッキューのヘリで駆けつけた八潮と仁コンビがカッコよすぎる♡♡
「お前の乗ってるフェリーだと聞いて、いてもたってもいられなかった」って!( ᵒ̴̶̷̤ ᵒ̴̶̷̤ )
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2022年 震災から十一年。
世間の殆どが忘れかけている被災地。
被災者同士の格差。
震災PTSD。
今作は 震災被災者の癒えることない心の傷と、震災を経験していない人たちとの間にある見えない壁がテーマなのかな。そうだよね。わたしだって震災の時にとても怖くて、ライフラインも止まって大変な思いをしたけれど、命も家も仕事場も無事で、被害の大きかった場所や人に比べたら 私たちの地域は被災地なのか?とか考えちゃうなぁ。
愛の彼氏、佐崎純平。
愛を震災の津波から助けだした元海上保安官。
運命の再開かと思われたが、また二人にも一緒にいることによって震災のトラウマがよみがえる。
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今回は泣かずに読み終えた。
しかしねぇ、愛と純平がねぇ(。-∀-)♡
顔がニヤけてヤバかった笑
あと八潮が既婚者って知らなくて、なんかちょっと落ち込んだ笑
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東日本大震災のことを、多くの天災を、あらためて考えさせられた。
このお話は小説だけれど。あの時あれからも、災害現場に駆けつけてくれた人にあらためて感謝。災害に遭われた人にとっては取り返せない日常を、思う。
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前作に続いて、震災の傷痕が痛い。
今作では、それが一番のテーマでとても苦しいが、前作以上に良かった。
潜水士としての活動を続ける愛が、恋をする。
楽しい筈の恋にも、震災は影を落とす。
そして事故・事件が起こる。
被害も傷痕も人それぞれで、その痛みもそれぞれ。
軽重は外からは分からない。
震災に限らず、人が痛みを抱えているのは辛いが、
そこから歩き出す姿を見られると、ホッとする。
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シリーズ2作目。
主人公が、東日本大震災の被災者であるという設定であることから、東日本大震災の事について触れないわけにはいかないですよね。本書では、その後、救助した側に多数発生したと言われるPTSD発症者についても描かれている。
そっか。東日本大震災では、救助した側である警察、消防、自衛隊、そして海上保安庁にも多数PTSDが出ているんですね。あまり報道されませんが、重要な事ではないでしょうか。そして、国として、そういう立場の人たちを支えていくことは必須だとも思います。
そして、第1作目でも出てきましたが、海保のミスマープル、本作でもやっぱり出てきましたね。っていうか、もう、絶対出てくる想定なんでしょうね。
シリーズとしては、まだ2作目。まだまだ物語は続くんですよね?
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99海蝶第二作。うまく行き過ぎました感もあるけど、震災の傷を出されると評価が難しい。難しいということを解りつつ対応できる人間になりたい。心の問題に大小はないと心がけたいです。
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苦しみながら、必死に生きていく姿を今回も見せてくれた。
被災者ではなくても、困難から立ち上がり、這い上がった人を素晴らしい!と称賛することで傷つき苦しむ人がいる。被災者の星と言われたくないと言う、主人公、愛の気持ちが伝わった。
最後に前進し希望を持たせた場面で救われた。
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「海蝶」第二作。
今作は東日本大震災が人々の心に残した傷跡がよりテーマとなる。
体験とそれへの向き合い方は違っても乗り越えようとする苦悩がそこにはある。
フェリー船内の毒ガス発生事件での愛の活躍は見ものだし、危機を乗り越えた佐崎との恋愛の行方は気になる。
Posted by ブクログ
03月-15。3.0点。
友人の結婚式で、再会した元海上保安士。主人公を津波から救ってくれた本人だった。
休暇中にフェリーに乗った際、謎の毒ガス事件が発生し。。。
スピード感あり、一気読み。ただ、主人公は少しメンタルが弱すぎ感。前作も今作も「辞める」って言っちゃうし。