【感想・ネタバレ】発達が気になる子の子育て10か条 ―生活スキルやコミュニケーションを伸ばすコツのレビュー

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Posted by ブクログ

発達障害を大きく3つに分けて説明しています。ADHD、自閉症、不安神経症。そして、幼少期から青年期にかけて、色んな場面で保護者が心がけることを記しています。同じ場面でも、発達障害のタイプによって対応を変えたほうがいいこともあるそうで、勉強になりました。また、幼少期は保護的な関わりをし、成長につれて、普通なら子供の方から自立していくことが多いけれども、発達障害児の場合はそれが困難なこともあるので、親の方から離れていく意識が必要だということも、なるほどなと思いました。
自分が1番納得したのは、お小遣いとお手伝いは分けた方がいい、というところ。発達障害児は情報の統合が苦手。だから、「お手伝いをすると人に喜んでもらえる」「喜んでもらえると自分も嬉しい」という経験にお金がからむと、「お手伝いをしたらお小遣いがもらえる」の方に意識が向き、「お小遣いをもらえないならお手伝いしない」となる恐れがあると。正に我が家のケースで驚きました。

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2023年04月13日

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