感情タグBEST3
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著者の皮肉とユーモアたっぷりでベストセラーのビジネス書が次々に一刀両断されていきます。
ビジネス書を読んでいて「本当にそれで成功するのか?」と思っていたことをオブラートに包まずガンガン書いています。
ベストセラーを読み比べると真逆のことを書いている本がいかに多いことか、正解がわからなくなります。(笑)
個人的にはどの本の著者にも共通していることはそれぞれが突き抜けているということでした。
中途半端な考え方はあまりなく真逆の考え方でもそれぞれが振り切ってやっているのだとわかりました。
結局なにをすればいいのかわからない、という見方もできるけど信じた道に振り切って進むことが大事だと感じました。
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堀元節が小気味良い。
ビジネス書の皮を被ったコメディ。
お陰でビジネス書を読んでいるとフラッシュバックしてすんなり内容が入らなくなってしまった。
早速「VUCA」にはちあってしまい、もう素直に読書に没入できない。でも1ファンとしてそれでいいと思える。
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こんなに声出して笑った本は久しぶり。
とても真面目で超くだらない。
100冊の本から導き出された教えから、最高の結論が出てくるのは痛快です。
・「会議に出るときは、最前列に座ってスマホをいじりながらタブーをドンドン発言し、祈りを捧げて会議室を神社化する」
・「居酒屋ではメニューをMECEに整理し直す(友達は減る)」
他にも色々と面白いので、暑さにやられた脳にちょうど良いかなと。
こういうので笑える人とはすぐ友達になれそう。
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個人的にはめちゃくちゃ楽しめました。本書で取り上げられている著書はけっこう読んだことがありました。その当時は納得したものですが、本書の冷静な分析によって、「本当に正しいのだろうか」という疑問が湧いてきました。きっとこうやって自分の頭で考えることが大切なのですね。ちなみに、著者のホリエモンと箕輪さんイジリには笑いが止まりませんでした。
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これは久々のヒット。よくも数多くのビジネス書を読んで整理して、対峙する考えをまとめたなぁーと思う。
独特の語り口がまたさらに良い。
印象に残ったのは、食べ物の比較と、会議の時、スマホやPCを操作するか否か。ホリエモンの本は、どんどん使え、で、Think Civilityでは使わない方が組織全体に効率をもたらすと。うん、私も後者の考えに賛成だが、実際は前者だね.
ふと、行き詰まった時はにでも息抜き的にも読める本です.
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ゆる言語学ラジオリスナーです。
堀元さんのあの調子が容易に脳内再生される良い本です。
1番好きだった章は9:食事をする時の大原則です。
この章からはっきり相対する意見が並んでいくような印象でした。
最終的に27:自分の頭で考える、になるのは必然であり、100冊の総まとめとして非の打ちどころのない完璧な構成だったと感じました。
私もセミナーに参加して圧倒的な成功を収めたいと思います!
あと堀元さんって箕輪厚介さんに親でも殺されましたか?
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読書が大好きな私はビジネス書を読む事も多いのですが、多くの書籍が存在すれば著者も違いますし思想も違うので一つの事象に対しても違った見方があるのはごく自然の事ですよね。その様な”意見や考え方の違い”を鋭くそしてコミカルにエグったある種のネタ本です。大切なのはちょっと疑うという間に受け過ぎないというか、常に”中庸”を意識する事だと思うんですよね~。バランスを取るというか。ハッキリ言って、面白い本で☆5つを上げたいところでしたが、著者の開催する「ビジネス成功の黄金律」の合宿セミナーが7泊8日で90万円(通常価格110万円)もし、「高!!!」っと感じたので☆一つ減らしました。
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ビジネス書については、矛盾が多いような気がして毛嫌いしていた。とはいえ、実際に読んで矛盾を解明しようと思ったことはない。
それを時間をかけてやってくれた本著は本当に面白かった。日頃から、読んでない、やっていない、実際に見たこともないことを批判したり避けることはやめようと思っているが、そんな私はまだまだだなと感じさせた。
ちなみに、成功の黄金律は一つも覚えていない。
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ビジネス書をたくさん読めばいいわけではい。むしろ、読めば読むほど、書かれていることの統一性のなさと矛盾にぶつかることになり、混乱する可能性がある。
本書を読むと、「結局、どの本を読めばいいのだろう…」と思うかもしれないが、いやそもそもそういうことではなく、「他者や本に頼らず、自分の頭で考えること」「自分のものの見方を持つこと」がすべてである。それを十分に分かったうえで、ビジネス書を読み、利用すべきである。
本書には、次の『Think clearly』の引用が書かれている。
“自分の頭で考えるのは大変なので、人間は周囲の主張にすぐに飲み込まれてしまう”
忘れてはいけない提言である。
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面白おかしくビジネス書を解説している(いじってる?)本。
電車内で読んでいて、つい笑ってしまった。
ビジネス書を盲信せずに、自分で考えることが大切であることに気づかせてくれた。
特に印象的な内容が
「よく似たタイトルのビジネス書には真逆のことが書いてあり
なんとか差別化しなければという著者の頑張りでもある。」の文面。
そういった意図があることを認識しておくことで、ビジネス書の読み方も変わってきそう。
今後はビジネス書以外のジャンルも積極的に読んでみようと思った!
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この本をビジネス書として期待して読んではいけないし。学びを期待してもいけない。真面目な人、本に対して学びだけを求めようとしている人は読んではいけない。ホリエモンとか西野亮廣とか箕輪厚介とかに共感や心酔されてる方は読んではいけない。賛否分かれる本だとは思う。ベストセラーとなったビジネス書100冊を読み、主張の矛盾や対立など、ビジネス書を多く読んでいると突き当たる、何が正しいのかよく分からなくなる現象を面白おかしくまとめている。この著者の絶妙なめんどくささ、自分と近いしものも感じた。面白かったです。
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巷の本屋に溢れかえっているビジネス書全般の内容の怪しさを茶化して楽しもうという趣旨の本です。真面目に批評する訳でもなく、ストレートにディスる訳でもない、絶妙なバランスです。この本自体がビジネス書の体裁をとっていて、いかにもありそうな前書きと後書きをつけたりと、皮肉たっぷりで最高でした。
意見が真逆の複数の本を紹介して根拠の薄さをイジるだけでなく、もしその著者たちが会話したら、みたいな想定をして面白がるところも好きです。真っ当な意見の本を引用して無茶な本にツッコミを入れることで、自分ではなく他人の言葉で間接的にディスるのも上手いです。
個人的には雑談についての章が好きです。意味のある話題はするな派と、意味ある会話をしろ派の対立、でも意見が食い違った時はすぐ会話を終わらせようという主張は一緒、だから2人の著者が会話したら即終了するのでは、というオチには笑いました。
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超面白かった。
ビジネス書とか自己啓発本ってとかく批判されがちだけど、まあ見事に批判側の意見を代弁してると思う。まあ批判してる人ってほぼほぼ10冊程度しか読んで無い人が「もう読まない」って決めてる人だろうけど。
読んでる最中に何度「わかるぅ!!」ってなったか。
箕輪氏に対して辛辣すぎるのが特に面白かった。
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タイトルとは裏腹に、100冊のビジネス書に書かれていることを痛烈に批判している。いや、おちょくっている(笑)だから、100冊に該当する本の熱心な読者や著者は、本書を読んだら恐らくキレるだろう。ツッコミどころ満載の箇所を、筆者が都合よく引用している感は否めない。しかし、それを加味しても、ビジネス書はやばい文言で溢れていることを実感できる。月並みな意見だが、成功者の助言は、一般化が難しく、また、彼らの成功も運によるものが大きいので、書かれたことを鵜呑みにしないことが何よりも大切だろう。
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著者のブログと配信にハマったので本書を読みました。
なんとなく気づいてはいましたが、ビジネス書がこれほど書く人によって内容が異なることに驚きました。
著者の指摘は的確で面白くて素晴らしいのだけれど、配信の方がテンションと言葉選びが面白くて好きです。
今までは自己啓発本やビジネス書をタイトルから気になったものを読んでいたのですが、タイトルやレビューに流されず、これからは選書をちゃんとしようと思いました。
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近年のベストセラー、あるいは長く読みつがれているビジネス書から教えとされているものを抽出し、数多く語られているものや、その矛盾、論理が破綻しているものなどを取り上げて笑う本。
正直、凡百のビジネス書を読むよりも参考になるのではないかと思ってしまった。
事前にこの本を読んでおくことで、著者間でも矛盾があり、通底する成功哲学なんて言うものは幻想だということがわかる。極端な理論や意見はそれを差し引いて読むことができる。
具体的に笑い飛ばす対象が明確になっているからか、キレがあり軽妙な著者の文体が非常に活きている一冊に感じた。
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タイトルが良くも悪くも働いている気がする。この本はビジネス書を27の黄金律にまとめたものではない。
ただビジネス書に傾倒する考えをビジネス書自身の矛盾や論法を面白く皮肉りながら紹介していきつつ、最終的に読者に何を信じるか、ビジネス書はどう消化するべきか問うための内容である様に思えた。ビジネス書を否定するための本でもない。
著書内で言われているようにこれはある種のアートだ。100冊の本を俯瞰して新たな視点でそれに臨んだもので、事実や真理の原則を教えてくれるものではない。これらのビジネス書の教えの1つだけが全て正しいと思うのではなく、自分が書籍から何を受け取るのか考えるべきだと挑発的に問う本に思える。
読書に慣れていない読者がどう受け取るかは大分難しい気がしたし、アートである以上様々な解釈をする人がいる。筆者が触れているように文章と内容に目を落としつつも、その根の部分に目を向けるべきだと思う。
本書はその過程を皮肉で楽しませてくれつつ、書籍や様々な思想の受け止め方を問う本だと思った。
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反対のことを言っているビジネス書を比べて、著者目線で、バッサバッサと切り倒したような感想が面白い。
多くのビジネス書で取り上げられる内容を、達観している感じで、そのビジネス書の著者諸共ぶった斬っているのが、またいい。
なんでも信じすぎるのは良くなく、ビジネス書は、客観的に読むのがちょうど良いのかも知れない。
と思わされました。
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ビジネス書の内容を比較した面白本でした
サクッと読めるし笑っちゃう
脳死で全部モノマネしたりせずに何事も自分で自分に合ったものを取捨選択しろってことでしょうかね
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真面目な本だと構えて読み始めたので、それぞれの本にある矛盾に突っ込んでいくコメディ要素は不意打ちだったが、意外にも楽しめた。
役に立ったというよりは、矛盾に焦点を当てている本なので、話の上手い友達のブログを読んでいるような感覚だった。面白かったが、成功の黄金律というタイトルと本の内容は随分掛け離れているので若干タイトル詐欺なところはある。
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本書を読んで感じたことを以下三点にまとめてみた。
①まず着眼点が面白い。確かに、相反する教えだらけだ。
②結局は、自分が何か前に進めれば、ビジネス書は論理や正確性は二の次で良いのかもしれない。(自分は盲目にはなりたくないけども)
③文体やユーモアが、どことなく著者が愛読する柞刈湯葉さんや田中泰延さんを彷彿とさせる。が、いかんせんこの2人の作家に比べまだユーモアや皮肉るアプローチの幅が狭く似た言葉を使ってるように感じた。水野さんとのタッグで、今後の領域展開に期待である。
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堀元見の書く文章が好きなのでおもしろかった。
いちばんおもしろかったのは「矛矛むむ」のくだり。笑
学んだことは特にないけどそういう本ではないので問題なし。
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ビジネス書を100冊読んだ著書が共通する項目から成功の法則をまとめたという体の本。ビジネス書のパロディ本のような感じ。割とライトで読みやすく、オチのビジネス書の波動に飲み込まれるくだりは個人的にめちゃくちゃ好きでした。結構な方位に喧嘩売ってると思うので、ビジネス書が好きな人にはあんまりかも。
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一つ一つの金言も、こうして並べてみると何故だか面白おかしく見えてくる。そのように著者が描いている。為になるんだか、ならないんだか分からない、良くも悪くも面白い作品。
終始皮肉りイジっているので、その本に救われた!と思っている人が読むと若干不快になるだろうなと思う。個人的には嫌いじゃないけど。
知識や情報を幅広く取り入れる事の弊害も感じさせてくれる。結構極端な事を言っているビジネス本も多いので、そういうのを間に受けない方がいいよという事を言いたいのかな?「こうやったら人生成功するよ、上手くいくよ、楽になれるよ」なんていう方法は必ずしも一つではない。人にも状況にもその時々によっても違う。更に、「案外適当な事言ってるだけだよ。だから、学びを実践してそれが上手くいかなかったらからって、気落ちしたり、こんなの間違ってるって怒ったりする事ないよ」というメッセージにも感じれる。
そして、最終的には自己啓発本やビジネス本を読み漁り人生の教訓にしようとしている人達をも暗に皮肉っている。
Posted by ブクログ
このレビューは巻末に載っている対象書籍リスト100冊のうち
▽読破した本:14冊
▽積読している本:16冊
▽タイトルは知っている(が、購入していない)本:20冊
の人間が書いているレビューです。
この本を種明かしをした状態で読みたければ、まず「教え27」と「あとがきにかえて」を読むのがよいでしょう。
この本を期待外れだとかタイトルによる裏切りだと批判的に読むこともよし。
皮肉っている記述を絞り出して有益な光を見つけるもよし(もちろん、その光を見つける目は節穴かもしれないが)
少なくとも「プロセスエコノミー」を本の執筆段階、本自体、本の発売後の反響やレビューでも実施している気概が素晴らしい。何も持たざるものは完成品ではなく、その製作の過程をさらけ出すのが良いのだと思った。
以下、感じたこと。
▽早起きは大事。ただし、朝にやることは激選すべし。
▽メモはとったほうがいい。
▽知を武器にしたほうが何かとよい。
▽「変化」を選ぶ。
▽詰め込みまくったインプットが良質なアウトプットの一滴をつくる。
▽凡人は情報を構造化したほうがいい。
Posted by ブクログ
ビジネス書を読むことで自分を変えたい、何かを学びたいと思う方にオススメ。
最後まで読まないと、本書の価値は台無し。
自己啓発の時間として、自分の時間を割いて本書を読むと頭にきますが、面白かったです。