あらすじ
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本書では、従来のシステムをLambdaで構築するときの設計手法や具体的な事例の作成を通じてLambdaでのプログラミング手法を解説します。第2版では、2022年の最新情報にアップデート、SAM開発環境に対応しました。
AWS Lambdaは、サーバーを必要としないプログラムの実行環境です。開発者が処理したい内容を小さな関数として実装すると、必要に応じて、それが実行される仕組みです。
サーバーを必要としないということは、運用の手間やコストを削減できるということです。この利点はとても大きいため、新規の開発案件では、Lambdaが採用されるケースが増えています。しかし、Lambdaによる開発に大きなメリットがあるといっても、すぐに移行できるほど話は簡単ではありません。従来のEC2インスタンスを使った開発とLambdaを使った開発とでは、プログラミングの方法はもちろん、設計の考え方も大きく異なるからです。Lambdaを使い始めるには、Lambdaの仕組みの理解と、その特性を活かした設計の考え方を習得することが不可欠です。
本書では、従来のシステムをLambdaで構築するときの設計手法や具体的な事例の作成を通じてLambdaでのプログラミング手法を解説します。とくにLambdaを使った開発では、AWSサービスの操作に重きを置きます。Lambdaを活かせるかどうかは、AWSの各種サービス――ストレージのS3、プッシュサービスのSNS、メール送信のSESなど――を、いかに使いこなせるかに左右されます。そこで本書では、実例を通じて、そうしたAWSサービスの実際の使い方にも言及されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第1~3章はLambdaの概要やちょっとしたサンプル
第4章は必要性を感じなかったので流し読み。
第5章以降は応用編で、よくある事例みたいな。
特に第6章は、まさにいま知りたいことが書かれていた。
カスタムドメインの設定ではまっていたが、この本を読み解決した。
ページ数は多いがハンズオン形式なので簡単に読める。
Posted by ブクログ
# AWSでサーバレスアプリケーション構築を始めるならこの一冊
## 面白かったところ
- lambdaを主軸としつつも、IAMやS3、API GatewayなどのAWSのサービスを利用して、現場で使われていそうな構成のアプリケーション構築が学べる点
- 写経する技術書ではあるが、殆どはAWSのブラウザ操作で学べる点
## 微妙だったところ
- 特に、yamlファイルの写経・記述量が結構多くて、実践の進捗が悪いこと
- `cfn-lint` あたりのlinterをいれてエディタで記述しないと、所見だとフォーマットエラーで詰まる
- 切実にサンプルコードが欲しかった
- エラーを読み解いたり、ログを読んでデバッグする最低限の問題解決力がないと読み進められない点