【感想・ネタバレ】ひまわりは恋の形のレビュー

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Posted by ブクログ

“「ひまわりの花言葉って渡す本数で変わるよね。
一本は『一目惚れ』、三本は『愛の告白』、七本は『密かな愛』、十一本は『最愛』、九十九本は『ずっと一緒にいよう』。それで───」
そう言って、隠し持っていたあるものを出した。
それを見た途端、目頭が熱くなって、噴き出すようにしてくすりと笑った。
小ぶりのひまわりの花で作った手製の指輪だ。花梗のところでカットして、輪っかにした針金をくっつけただけの簡単な花の指輪。それでも、生きている命の指輪だ。
「慌てて作ったから不恰好になっちゃった。でもやっと渡せた。これで百八本目のひまわりだ。花言葉は───」
日向は優しく左手を取ると、花の指輪を薬指にはめてくれた。涙が止まらなかった。
「結婚しよう」”(p260)



王道(なのか?)ラブストーリーだった!

前に読んだ「この恋は世界でいちばん美しい雨」もそうだったけど、登場人物がみんないい人すぎて、私にはちょっと理解し難かったカナ、、、
私はもうちょっとどす黒い感情を持った人が出てくるお話が好き。←
と書きつつも次回も読みます!

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

1/31
何だか無性にラブストーリーが読みたくなって選んだこの本。
宇山圭介の「桜のような僕の恋人」を読んで、この方の水や空のように透き通った作風が好きで選びました。
控えめに言ってとても感動しました。
恋人のどちらの立場にも感情移入して、
胸が痛くなり、声にならない感情でいっぱいでした。
前世も、生きている今も、そして来世も。
また出会いたいと思える人は誰ですか?

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2024年01月31日

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ネタバレ

人生は残酷なものばかりじゃないんだなって思えた。
一年でたったの1週間しか目を覚ませない、さらに太陽の下を歩けない雫が、夢も希望もない日向と出会い、2人で生きていく理由を見つけて、夢を叶えていく。日向は最後は癌で死んでしまうけど、それでも2人の夢は消えない。2人の希望の光は輝き続ける。
「生きるとは何か」を考えさせられる最高の作品。

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2023年09月24日

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ひまわりにはたくさんの意味や想いがあることを教わりました。
 普段何気なく生きているしきっとこれからもそんな日常なのだと思う。けれど人生はいつどうなるか分からない。少なくとも、ぼんやりと過ごすこの時間さえも愛しんで悔やむことのない人生であれたら良いなと思いました。

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2023年07月07日

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「テーマ:ひまわり#4」です
4作目はド直球の恋愛小説!
泣いた!全米が泣いた!

一年のうち7日間しか起きていられない雪野雫
しかも太陽にあたってしまうと起きていられる時間はどんどん短くなってしまいます
そんな彼女が出会ったのは自分を空っぽな人間という絶賛無職中の葵井日向

そんな2人の哀しい恋の物語はさらなる悲劇に襲われます
おいこら作者!なにしてくれとんねん!ひどいやないか!こんなに頑張ってるのにひどいやないかぁ!。・゚・(ノД`)・゚・。

本数で花言葉が変わるひまわり、一本は『一目惚れ』、三本は『愛の告白』、七本は『密かな愛』で、十一本は『最愛』、九十九本は『ずっと一緒にいよう』、百八本は『結婚しよう』そしてそして九百九十九本のひまわりに込めた想いは!?
もう見届けるしかないっしょ!

【ひまわり】ド直球な恋愛小説で描かれる「ひまわり」はド直球
「ひまわり」は太陽を求める雫が一番好きな花で、まさしく太陽の象徴、分かりやすい!
そして「ひまわり」を名前の中に持っている葵井日向に「この人は、わたしの太陽になってくれる人かも」って運命感じちゃいます
そしてちょっと特殊な「ひまわり」の花言葉も物語に散りばめられていて「ひまわり」って恋の花やねんな〜って思っちゃいます
「ひまわり」懐が深いぜ!

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2023年07月06日

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私がこの作品を読んで、思ったのは、生きることに対して、病気になっている人、そうじゃなくてもしんどいと思っている人が生きづらさを感じるのは当たり前で、でもその中で、人との出会いで変わっていくものはとても大きいとこの作品を読んで感じました

1人だとやはり、自分の嫌いな部分、なんで私だけなんだ、ということってあると思うんです、だけど、誰かに頼って2人、3人ってなっていけば、生きづらさとか嫌いとかよりも、この人達と一緒にいたい、もっとこの人達と楽しいことをしたい!と思えるんじゃないかなと、この作品を読んで思いました

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2023年02月28日

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まず本の装丁に惹かれました。すごいステキな表紙で、思わず手に取りました!「世界で一番美しい究極の遠距離恋愛」と銘打っているように、久々に本を読んで涙しました。当たり前の日常が当たり前ではない‥健気だけど一途で激しい想い‥この本に出会えて良かったです。

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2022年06月12日

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ネタバレ

大号泣
思い出すだけでまた泣けてくる

1本の映画を観たような感じだった

人が花に惹かれる理由、それは花自身が一生懸命生きているから。この言葉は刺さった

何があっても、時間がある限り無理なことはない、頑張ることができる。

簡単に諦めることがないように生きていきたい

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2022年05月28日

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これは本当に強烈。めちゃくちゃに感動した。読んでいて胸が苦しくなって途中でやめたくなったほど。もちろん読み進める指は全く止まらず。こんなに泣けた小説は初めて。

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2022年05月12日

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数年ぶりに号泣する小説と出会えました。
普段何気なく過ごしている時間が、実はとても大切で、無駄にしてはいけないものだと痛感させられました。コロナ禍を言い訳にして、足踏みしている私と出会うべくして出会った名作です。

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2022年04月30日

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ネタバレ

とても美しい作品でした。
生きていく中で一番大切なものは、共に生きる相手か、時間か、それとも……
まだ生きている私たちには、行動を起こすチャンスがある。いつでも立ち上がることができる。それを教えてくれるかけがえのない物語でした。
終盤、涙が止まりませんでした。

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2022年03月26日

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個人的には宇山佳佑さんの描くラブストーリーの総括的作品だと感じます。

夢と現実の究極の長距離恋愛。
主人公の日向とヒロインの雫、2人の紡ぎ出す恋の形を覗き見て思わず涙。
エピローグで感極まりました。

毎回最高な作品をありがとうございます。

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2022年03月23日

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感動しました。私の読んだ恋愛小説の中でこの作品が最高傑作です。果てしない遠距離恋愛とは読んで深い意味を理解して下さい。フラワーアレンジメントなど花の好きな人にもおすすめです。雪の雫ースノードロップ花言葉『希望』この深い言葉をあなたもぜひ理解して下さい。鳥肌立ち一気読み間違いなし、あなたもぜひ読んで涙して下さい。感動して下さい。勇気を持って下さい。

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2022年03月02日

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1年間で7日しか生きられないという設定を、見事に活かしきった内容だった。特に20代、30代~とリアルな悩み、葛藤とリンクさせたのが良い。また軽快な語り口調が面白かった。

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2024年04月21日

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恋愛小説は普段殆ど読まないのですが、ここでみなさんの評価を見て気になって手に取りました。

序盤は恋の始まり。後半は泣けます。読後に表紙のイラストを見るとまた泣けます。

素敵な出逢い、恋に落ちる2人。
物語は雫の視点と日向の視点で交互に描かれます。
随所に登場するひまわりは、太陽に憧れているひまわりは、2人の希望。

初めて読んだ作家さんですが、ドラマの脚本も執筆されているのですね。
読んでよかったと思える、美しいお話でした。

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2024年03月30日

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ネタバレ

3.5というところだろうか。
とても純粋で美しい心のお話だと思った。思ったのだが、後半あまりにも「泣かせようとしてる感じ」がしてしまった。特にケガをする場面が、「なんでそこまで……」と別の意味で悲しくなった。読み終えてしまえば、世の中や人生の不条理を表したものなんだろうけれど、読んでいる途中では作為的に感じてしまったため少し残念だった。読む側(私)の問題かもしれないが。
心の描写が純粋で綺麗であるため、そういうところが目立ってしまったような気もする。でも実際、世の中・人生の不条理は確かにそこで甘やかしてはくれないわけだから、作中の方が現実的なのかもしれない。やはり私の問題か。

装丁がまたこの心理描写のごとく綺麗なので、こちらも大変楽しませてもらった。

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2023年08月31日

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出会わなかったらこんな苦しむことはなかったかもしれない、でも、出会ったことで本当の意味でのいきる意味や活力を見いだせたんだと思う。お互いが生きる理由になって一途に思い続けるふたりが感動的だった。一緒にいれる時間を大切にしなきゃなってすごく思えた。夢と現実の遠距離恋愛、過去と未来の遠距離恋愛、っていうワードがまた泣ける

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2023年06月14日

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まさに究極の遠距離恋愛物語。
現実離れした設定で、なんとなくラストも見えてはいたんだけど、まんまと泣かされてしまった。
やっぱり王道の恋愛物はいい!
花屋さんが舞台になっているだけに、花言葉もよく使われていて、個人的にはそこもよかった。

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2022年11月28日

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究極の遠距離恋愛、まさにその通りだなと思った。
私も遠距離恋愛を数年していたから、会いたいと思う時に会えない辛さに共感できたし、それよりももっと辛い境遇だと思うと読んでいて苦しくなった。
時間の大切さ、いつからでも何かを始めることができるということを感じさせてくれる作品だった。
当たり前に明日が来るのではないということを心に留めて生きていきたいと思った。

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2022年08月08日

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最後の方、個人的にはかなりのどんでん返しだった。
人にはいつ、何が起こるかわからないと思い知らされた。
宇山さんは恋愛小説が相変わらず恋愛小説が上手い。ちょっと王道ではあったが。

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2022年07月23日

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結局、雫は高校時代から何年目覚めていたのだろう?

こんなことが気になった。

トータル一年もなかったのではないか。一週間起きて眠りに入り、次に目覚めると一年後。友達はその間に一年分の精神的な成長をしている。辛いだろうな。自分は精一杯背伸びをしなければいけない。常に自分を偽っている感じ。
そんな時に自分をまるごと受け止めてくれる人が現れたら。
でもその人とも別れなければならない。ただ別れが来ることだけでも起きている間に分かって良かったのかもしれない。

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2022年05月30日

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流石と言いたかったが、後半の余りの展開の速さはごり押し感があったかな。まあ、悲しい涙ではなく、美しい涙である。次作にも期待したい。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

究極の「遠距離恋愛」という帯コメに惹かれ、読み始めましたが、涙なしには読めない作品でした。

物語の展開は比較的想像しやすい内容でしたが、2人の心理描写が丁寧に描かれ、そのピュアさに心惹かれました。

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

1年に7日だけしか起きていられない眠り病というとっぴな設定でのボーイミーツガール.そして降りかかるもう一つの悲劇.この制限された状況での二人の成長と愛の成就.美しい話だけれど実際周りの人たちは大変だろうと思った.

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2022年06月02日

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年間7日の目覚めという有り得ない設定で、後半はこれでもかと言うくらいの感動させるためのストーリーのてんこ盛り。
かえって引いてしまったな。この手の小説は苦手。

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2022年04月27日

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