【感想・ネタバレ】御伽の国のみくるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

友美みたいに誰にも言えなくなっちゃうのはすごく共感できた。ただ、最後まで友美は何も成長しなかったなと思った。
麻由子はだいぶ酷いけど友美も友達よりもクズ彼氏を選んでるから結局自業自得なのかなと思った。
麻由子はどう考えて翔也と付き合ったのかすごい気になった

0
2023年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかったし、どんどん読み進めることができた。
構成も良かった。
モモコさんの本だって忘れるくらい集中して読んでた。
190ページの「来世は、もっと細くて可愛い女の子に生まれて、"選ばれる"人間になれますようにーー」ってとこがすごく切なかった。
麻由子は途中ほんとは良い子なんだなって思ったけどやっぱ裏切った
圭めちゃくちゃ怖かった。けどハルトが圭のことを子どもっぽいって言ってたのはすごく共感した。

個人的には友美とひろやんと結ばれて欲しかったな〜

最後はどうなるかハラハラしたけど、友美が元気そうでよかった。
友美には幸せになってほしいな。

0
2022年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クソみたいな人間しか登場しない。
共感もできないし同情もできない。
でも誰にだって隠したいことはあるし、抱えているものはあって、それが原因で取り返しがつかないことになることだってある。
ありえない!キモい!なんて簡単に言えない。
誰だって一歩踏み外したら、全部崩れてしまう可能性を持ってるから。

が良かった、ダメだった、とかいう世界の話ではないけど、友美があのとき自分のことも他人のことも殺さなくてよかった。

でもどうしてもリリアと翔也のことは許せない。
早くしね!殺せー!と思ってしまったのが本音(小声)
途中の麻由子とのシーンが良かっただけに、結局はリリアでしかなかったことはショックだったけど、まあ人間そんなものだよねとも思った。
圭が本名ではなくリリアちゃんと呼んでいるところはなんかちょっとスカッとするというか、ざまぁみろって気持ちになってしまった、、^^
結局麻由子も誰にも愛されない可哀想な子。麻由子がああなってしまう理由も分からなくないのが、なんとも言えない。

アイドル:モモコグミカンパニーが書いた作品、という目線は抜きにしたいけど、それでもやっぱり現役アイドルがこの生々しいストーリーを描いたと思うと、すごいと思うし、いろいろな意味でどぎまぎしました(笑)

何はともあれ、翔也みたいな男がこの世に蔓延ってると思うと本当に虫唾が走る!(それに丸め込まれてしまう女性も含め)
ちゃんと彼らには報いが来てるといいな!!!!来るだろうけど!!!!

映像化してほしいなあ
そのときは女性監督に作ってもらいたいです

0
2022年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者がアイドルということもありみくるの心理描写が生々しく作品にどっぷりと浸かり込んでいきました。
翔也、はともかくリリアちゃんは途中味方になった!と思ったのにやっぱり敵か!とみくると一緒に騙された?気分になりました。とても面白かったです。
結末はどうなるのだろうと思ったら、人のための仕事をしていて、ひろやんの存在の大きさに気づいたみくるの成長を感じました。
みくるの26歳の誕生日の満月は雲に隠れて見えなかったけど、ちゃんと輝いている。雲が晴れて見つかる時が来るといいなと思いました。

0
2022年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元BiSHのモモコグミカンパニーさんの小説デビュー作。
展開が面白いし、どうなるの!?というドキドキ感であっという間に読み終えた。
面白かったけど、ラストが小さくまとまりすぎて、少し拍子抜けしてしまった。最後まで突き抜けて欲しかった気持ちがある。

0
2023年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アイドルが書く、アイドルになれなかった女の子の話。片親・姉妹間の人間性の差など家庭的・精神的に不安定な女の子が、如何に極端な思考を有しているのかがよくわかる。麻由子の言う「世間的な幸せ」を手に入れられないような異性に縋るあたり、身につまされる思いになった。

そして、確実な「かわいい」を持つ麻由子が、たとえどんなに大変な思いをして生きていても、如何に生きやすそうかもよくわかった。二人への翔也の態度の差、友美が翔也と麻由子の画像を晒した後のSNSの反応…。友美が「二人が(麻由子が)苦しめばいいのに」という思いから動いたこと全て、麻由子が庇われて自分が加害者のように扱われるところも共感できた。(もちろん友美の考えなしに発言するところや、極端すぎる思考、行動が悪いときもあるけれど)

女子ならではの思考やルッキズム、さまざまなところに思考を巡らされる一冊だった。

0
2023年07月30日

「小説」ランキング