【感想・ネタバレ】図書室のはこぶねのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

図書室の謎と多様性の問題を絡めながら進む、切なくも爽やかなストーリーは、自分が中高生なら気持ち良く読めたと思う。

私は学校司書なので楽しみに読み始めたが、途中で読み進めたくなくなる行動が主人公達にあり(貸出端末をハッキングして個人情報を得る)最後まで司書はそれに気付かないし司書教諭も打ち明けられても学校司書には黙っておく事にする(学校司書は個人情報を抜かれた事を知らないから悪くない事にされた)所がどうしても無理だった。

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2023年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ケストナー「飛ぶ教室」から始まる1週間の高校生たちと元高校生たちの物語。
 行事を楽しめる者たちと楽しむことが出来ない(いろんな背景があって)者たちの対比に少し苦しくなってしまうことがあったけど、真の悪人はいなくてみんないろんな思いを持っている。朔太郎の言動は最初からあやしいなあーと思ってたけど、そういう繋がりがあるとまでは思わなかった。
 「飛ぶ教室」を読んだことのない人は先に読んだ方が物語とのリンクをさらに感じることが出来るし、どちらの腕白どもも大切な存在になると思う。私は何も考えてないように見えて、周りのことを大事にしているマティアスが好き。

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2023年02月03日

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