【感想・ネタバレ】竜の国の魔導書のレビュー

森りん / 庄屋

結婚式直前、婚約者が駆け落ち。裏切られた上に、それが社交界新聞に載ってしまう屈辱を味わった名門の娘エリカは、ひと目を忍んでひっそりと王立図書館で働いていた。そこへある日、垢抜けない眼鏡男子が「伝説の魔導書」を探しにやって来た。その手助けをしている最中、目当ての本に触れたとたんにエリカは気を失い、気がつくと眼鏡男子の家に！ 彼は伝説の美しすぎる魔法使いミルチャ・アントネスクだった。ところが魔導書がらみの「竜化の呪い」にかかってしまったエリカの頭には小さな角が生えてきて……。呪われ令嬢と伝説の魔法使いによる恋と呪いのドラコニック・ファンタジア！

[ブクログ · ★★★★☆]

とても面白かったです！
色々な逆境に負けずに自分の力で立ち向かうエリカさんがとてもかっこいいなと思いました。

そして、そんなかっこいいエリカさん自身をちゃんと見れていて「素敵」と言えるミルチャさんも素敵だなと思いました。

魔法具が出てきたり、魔法で戦うシーンはファンタジー好きとしてはとてもわくわくしながら読ませて頂きました。

[ブクログ · ★★★★☆]

おもしろかったー！
歳を取れないミルチャはしんどいけど、普段はゆるゆるで悲壮感はない。幸せになっておくれ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

大魔法使い「ミルチャ」との出会い、そしてあるきっかけで龍化の呪いをかけられてしまったお嬢様「エリカ」、小さな島を舞台にかけられた呪いを解くために奔走するお話。
まず、魔法の存在が島で秘匿にされているという部分がロマンを感じさせます。主人公のエリカが龍化の呪いをかけられた事を機に魔法の世界に入っていく、見てはいけないものを見るようでとてもワクワクしました。

もう少しミルチャとエリカの日常を見てみたいとも思いましたが、話の長さもほどよく読みやすいファンタジー小説でした。