【感想・ネタバレ】純情ババァになりました。のレビュー

あらすじ

傷ついたって、いいじゃない。媚びない女優・加賀まりこの生き方・見方・感じ方ーー傷つくことを怖がって、待っているだけの人生なんて、ツマラナイ。好奇心のおもむくままに、自分の感性に正直に。かつての早熟少女時代から、自称・純情ババァとなった現在に至るまで。媚びない女優・加賀まりこが、自分の目で見て、考え、感じてきたことすべてを綴るエッセイ集。〈単行本『とんがって本気』加筆修正・再構成・改題作品〉
◎女優 ・井上真央さん絶賛!「まりこさんの生き方ありえないくらいカッコイイ!!」

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「キャンティ物語」を読んで興味をもちました。今の生意気な若手女優(少し古いが沢尻エリカとか?)とは桁違いの非現実的な小悪魔美少女だったんだなあ、加賀さんは。川端康成がぎりぎり寸止めのセクハラ要求をするあたりも、加賀さんは「川端先生から清潔なエロチシズム、というものを学んだ。」とまとめているが、実際にはかなりヒヒジジイだなあと思う。面白かったです。

0
2013年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

加賀まりこさんといえば、美しくてシャキシャキしていて
頭が良くって、格好いい女優さんという認識
宮本輝原作映画『泥の川』での美しさは衝撃的だったし
この頃、年を重ねて「おばあさん」といわれる役でも
やっぱりきれいで素敵だなぁと思っていました
そして、このエッセイを読んで、ますます好きになりました
自分のこと、嘘偽りなく語られていますが、
印象深いのは女友達のこと
完璧な人間なんていないんだから、欠点も認めあって
自分の欠点も自覚して、許して、許してもらって、
居心地のいい関係を築いている様子が、ホント羨ましいくらい
たくさんの忘れたくない言葉が溢れていて
手元の文庫本は付箋だらけになりました

とても元気をもらって、前向きになる素敵なエッセイでした
きっと、これから何回も読んで、
その度に付箋が増えていくエッセイだと思います

0
2012年02月26日

「小説」ランキング