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Posted by ブクログ
買って読むの忘れていたので1年経って、読み終わった。
3つのストーリー(秋庭/奥山/その他)が少しずつ進んでいく。
その中で唯一分かるのが秋庭の話くらいで、奥山が何に対してあのような状況になっているのかも不明、そしてその他(CASE○という形で毎回登場人物が違う)なんか「?」状態で進んでいく。
最終的に理由は分かるんだけど、それでも「え?」ってなった。個人的にはそれらが「伏線」とも思えなくて…。
謎に対して「ワクワクすること」よりも「よく分からない」といった気持ちの方が大きいまま読み進めた感じ。
Posted by ブクログ
①とある貴人の執事となり、彼女の無理難題に応える借金まみれの男
②他人に親切を働くため、困った人を探す中年サラリーマン
③いろいろな人物が入れ替わり立ち代り物語を紡ぐ
この3つが順繰りに進む。
まず借金男の場面以外、よく意味がわからないまま進む。
特に③は、男に会うため田舎町に来たのにペディキュアが剥がれてしまい除光液とマニキュアを探しさまよう女、ATMで金を振り込みたい男、宗教の勧誘を始める女、ヒッチハイクの振りをした強盗などが唐突に主人公となり意味不明。
最終的に、借金男が貴人の願いをかなえるために考えた策略がすべてのはじまりだとわかる。
そして話は繋がり、確かになるほど、よくできている、なんだけど。
八合目あたりまで意味不明だからそのもやもやが強く残ってしまった。
借金男の策略がイマイチ納得がいかなくてもやもやである。
登場人物に共感できず、今一歩。